奈良市パーソナル筋トレジムのasukaトレーニングクラブです。
最近は筋トレもかなり一般的になり多くの方が行われています。
しかし、筋トレといってもなかなか自分でプランを立てて行うのは専門的な知識を
要することになります。
筋トレはただ回数を行う、動画をみて行っても簡単に理解できない部分が実際は多くあります。
それはまず関節、筋肉などの多くの運動構造や呼吸に関する研究はここ10年くらいで
大きく変化しております。その為、専門的な知識には運動に関する動作の知識を
大きく必要とします。ですので筋トレでなかなか成果が上がらないというお問い合わせも
少なくありません。その原因について今日は分析していきたいと思います。
特に運動経験がない、トレーニング経験がある、ないに関わらず、解剖的な知識がないと
実際は筋トレでの効果を実感するのは簡単ではありません。
では、どのようなことを意識して行うことが必要になるのか。
まず重要になるのは、どの部分を意識して毎回の筋トレを行うかです。
まず、筋トレを行う前に身体の関節を少し勉強しましょう。
大きな関節はからだに3つあります。
①股関節
②胸椎
③肩関節
この3つの関節は大きな可動性を有する部分です。
この中で特に重要になるのは胸椎です。
胸椎は椎体が12個から構成されており大きな可動性を有します。
その動作を少し見てみましょう。
①
②③
写真①~③は全て全く別のスポーツシーンです。
バレーボール、陸上、バレーと。しかし、ここに大きな共通する動作があります。
それが胸椎の伸展の能力です。
これはトップ選手になればなるほど、この意識はとても高くなります。
逆に猫背のこの胸椎が伸展しない場合では競技で成績を残すことは
かなり難しいと思われます。
その原因は胸椎の運動動作にあります。
胸椎は先ほどから記載しましたが12個の椎体から構成されるために
伸展だけでなく回旋動作にも大きな可動性を有するのです。
特に回旋では40度前後の可動性を有します。
この回旋動作は競技においてすべての競技で回旋動作が行われています。
その為、この可動性が高いことは競技パフォーマンス向上には欠かせないのです。
これが筋トレでも同じことが言えます。
筋トレと日常生活は別ではありません。
日常生活で姿勢が崩れているのに、筋トレの時だけ姿勢を維持することは
困難です。筋トレの時間はせいぜい1日1時間程度になります。
週3回しても3時間です。しかし、それ以外の時間の方がより大きな動作が普段は行われているのです。
筋トレでの成果がなかなかあがらない原因はこの胸椎にあると思います。
④バーベルを持つ時の胸椎
基本的にはこの胸椎の意識を筋トレの時には常に意識する必要があります。
特に、写真④でもわかりますが地面からの重力がこのような姿勢ではかかります。
この時に腰を反る方や胸を丸めるとバーベルを支えることが難しくなるのです。
それは大きな関節で動作を支えることで重さにも耐えれるのです。
その為腰を丸めると腰で支えることになります。腰は大きな可動性がないだけに
重さに支えきれなくなります。
これが筋トレでは毎回の動作の基本と言えます。
逆にこの胸椎を強化していくことで筋トレの効果は各段と向上します。
是非、筋トレで効果を上げたい方気軽にお問い合わせください
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トレーナー兼コーチ野島