ジュニアトレーニング、競技でのスピードトレーニングテニス編です、
テニスでは、横、縦の5m以内の動きが要求されます。特に
中学生以上になると競技レベルが各段と変わるのは、フォアハンドなどのスキルと同様
スピードです。
自分がいかに速く到着ポイントにいけるか。ここで自分の優位な姿勢で打てるのかどうかが
かわってきます。しかし、多くの選手がなかなか早くボールへの反応が出来ない為に
自分のいい状態でのスイングを出来ないことが多いのです。
結果勝てそうな試合でもかてない現象がおきます。
これは高校などになればさらに顕著になります。
動きはどれだけ自分がボールがコートに届くときにはその地点に動いていないと
実際はボールはリターンすることは簡単ではありません。例え出来ても返すだけになり
その後の展開では自分が優位に試合を進めることができません。
それだけスピードは重要な要素になります。また動くスピードが速くなることで
スイングスピードにも大きな影響があります。
では、テニスの場合どのように速く動くトレーニングが必要になるのか。
まず、パワーポジションと呼ばれるスタイルを確保することです。
このスタイルが全てになります、そして動き出すときは自分の身体の膝周辺が前方に移動する
ことが大切です。
①パワーポジション
このパワーポジションから自分が動きだすイメージが重要です。特に動き出すときに
膝よりも足が前方にある選手は自分でスピードを抑制していることになります。
これは止まるときの姿勢になるのです。
動きだす時は、必ず膝が前方にくるイメージが重要です。
このスタートの時に膝が地面方向を向いている、足が膝よりも前方にあると速く動くことは
実際は出来ません。
テニスでは横の動きがとても大切になります。その場合の自分でこのイメージがないと
ついつい足が膝よも前にいくことになります。それを解消するにも
自分の足、膝の位置がどのポジションでスタートしているかを確認しましょう。
足が速くなるには筋力、関節の可動性なども当然必要です、しかし、それらは高校生以上の話です。
中学生、小学生は関節の柔軟性と身体の使い方が重要です。その部分をしっかりアプローチすることが
大切です。
② 膝のトレーニング
写真②ではパワーポジションから瞬間的に膝を前方に動かすトレーニングです。
こうすることで足裏は地面を斜め後方に押して床の反発力をもうらうことになります。
このトレーニングではパワーポジションからこの姿勢にどれだけスムーズにいけるかが鍵になります。
是非、テニスで速く動きたいと御思いの親御様、選手の方
身体の使い方を覚えてみませんか。
誰でも速く動くことになりますよ。
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トレーナー兼コーチ 野島