ジュニア期のスポーツ障害。足関節捻挫からの競技復帰について。

今日の投稿は足関節の捻挫からの競技復帰についてです。

足関節の捻挫は大きく、外返し捻挫と内返し捻挫があります。

ほとんど90%以上が内返し捻挫になります。

損傷するのは前距腓靭帯と言われる部分になります。

①内返し捻挫

 

写真①のような感じで捻挫します。一番状態が悪化した場合は

損傷が靭帯断裂になり、全治8週間くらいになる場合もありますが、

通常の部分断裂なら全治4週間程度になります。

しかし、これはあくまでも靭帯が完全な状態になるわけではありません。

靭帯などの軟部組織は一度断裂すると完全に以前のような状態には戻りません。

 

靭帯が緩んだ状態で完治していきます。ただ、ここで問題はもともと足関節を支えていた

靭帯は緩んでいる為に脆弱になり、関節自体も弱くなっています。

同じような状態で怪我をすると、再度捻挫をすることになるのです。

頻繁におきるケースとして、何度も捻挫することで足首がルーズになり

関節自体を支える機能が低下し簡単な動作でも捻挫をし、最終的には競技を断念することもあります。

また、足首の捻挫は有痛性外頸骨という障害やシンスプリントなどの

傷害を同時に引き起こすこともあり、捻挫だけでは傷害が収まらないケースが少なくありません。

 

捻挫を軽く考えると結果競技にも大きく影響していきます。

先日もこのような選手が再訪問されました。

テニスの選手で以前から足首、膝が痛くなり昨年からトレーニングをしておりました。

関節の可動性が高くなく、膝中心での動作を全て行っており2カ月程度トレーニングを

行い、ある程度静止した状態からのサーブなどはクリアできたのですが、

動きながらのリターンやショットではなかなか股関節を使えることが難しい状態でした。

しかし、本人様が身体は大丈夫になったからとトレーニングを中断されました。

しかし、2カ月後足首を損傷し結果試合でも思うようなパフォーマンスでは出来なかったとのことで

先日再訪問されました。

 

怪我は起きるべきして起きるケースと突発的な状態でおきるケースとありますが、

ほとんどは予防することができるのです。

足首の関節は捻挫することで足のアライメントが崩れます。そうすることで膝、股関節の

動作にも影響が出ます。現に膝の前十字靭帯断裂を引き起こす選手は以前に足首の怪我の既往歴がある選手が

少なくありません。

 

足首の捻挫をした場合、周りの靭帯や筋を正しく強化することで以前のような

状態で競技を行うことが出来ます。しかし、何もせずに競技を行うことはかなりリスクを

伴うことになります。骨と違い、筋や靭帯は完全には修復しません。

その為にそのほかの筋や靭帯を強化する必要が今後の怪我予防に大きくつながります。

 

怪我からの復帰や予防には、いかに足裏に感覚と研ぎ澄ますことが重要です。

足裏は様々な感覚を感知するセンサーが集まっています。

①②足首関節リハビリ

 

写真①②では、足首のリハビリを行っております。

つま先をうち側に向けて、足を小指側だけで支えるトレーニングをします。

会えて内返しの状態をつくり小指側の意識を高めます。小指がわにある筋や腱を鍛えることで

内返し捻挫になりにくい関節を強化出来るのです。

足首捻挫の場合、上記のリハビリトレーニングを12週間は行うことを推奨します。

痛めた関節を強化することで、再発を大きく防ぐことになります。

 

当クラブでも多くの足関節の捻挫の選手が再発を予防しておられます。

足関節の捻挫を軽く考えず、競技復帰するまでにしっかりとリハビリトレーニングを

行うことが、その後の怪我の再発を防ぐことになります。

 

足関節捻挫のリハビリなどでお悩みの親御様、選手の方気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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