ラグビーでのラック、ジャッカルに強くなるトレーニング法。股関節と背筋の動きが重要に!!

ラグビーではラック、ジャッカル、モールと言われる

相手と直接組み合うような動作が少なくありません。

全てボールを奪取するような動作です。

しかし、姿勢が崩れるとなかなか自分の思うようなプレーが出来ないことが少なくありません。

これは体重のバランスが脚のどの部分に来ているかが重要です。

バランスが崩れた状態でボールを奪いにいってもなかなか奪えないし、

不自然な姿勢でボールを持っているとすぐにバランスを崩されでボールをとられることになります。

 

ボールを奪取するには足裏、股関節、背筋の使い方が重要に!!

ラグビーでは、ボールを相手から奪うようなプレーがゲームの勝敗に

大きく影響することはすくなくありません。

特に最近ではジャッカルと言われる相手のダウンボールからのボールを

奪うプレーはゲームを大きく変えることは先ほどのW杯の日本チームでも

特集されていました。

 

しかし、このラックなどでのジャッカル動作は簡単ではありません。

自分の体重がきちんと足裏の3点支持で支えることが出来て初めて行うことが出来ます。

①ジャッカル動作トレーニング風景1

上記の写真のように相手を乗り越えてボールをとるには

自分の下半身と背筋群、腹筋群で自分を支える必要があります。

最初は写真①のように相手を乗り越えるイメージで手だけついて下半身や背筋等で身体を

支えます。

 

②トレーニング風景2

手を放しても下半身と上半身で支える練習をします。

この際に前後から抵抗をかけても安定して動かないことが重要です。

抵抗をかけられて動くことは実際のプレー中では手を地面に完全についたりすることで

倒れこみの反則をとられることになります。

 

また後方に倒れると相手から遠ざかりこのプレーの意味がなくなってしまいます。

しっかえりと地面を股関節、背筋、そして足裏で支えるトレーニングが不可欠になります。

最初は中学生などは手をついて行い、手を放しても支えることが出来るか。

そして抵抗を加えてもらっても安定してこの動作を出来るか。

最後に少し走ってきてこの動作を出来るように練習してみましょう!!

 

ジャッカル動作には股関節の柔軟性、股関節の強さ、

背筋の柔軟性、強さ、お腹のインナーマッスルの強さが必要です。

少しづつトレーニングして上達しましょう!!

 

ラグビーのプレー向上、怪我予防でお悩みの親御様、選手の方、

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asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

 

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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