子供さんのスポーツにおいて最近では
様々な書籍が発売されています。
しかし、具体的にどのような頻度や何歳から行えばいいのか、
又ストレッチでどんなことをすればいいのかわ。
なかなか書籍で全てをカバーすることは難しいと思います。
今日はスポーツを行うお子さまについての
トレーニング頻度、内容とストレッチの方法についてのお話です。
まず年齢で3歳~6歳
7歳~12歳
13歳~15歳
16歳~20歳
この4タイプに大きくは分かれます。
完全にこのタイプに全てのお子さまを入れることは難しいですが
おおよそこの4つの年齢層に分けてお話をしていきたいと思います。
小児期 3歳~6歳 大きく身体を使う、細かな動作を求めないことが重要に
3歳~6歳でも現代ではサッカー、ラグビーを行うお子さまは少なくありません。
水泳でもこの年齢から始める子供さんは多いです。
この時期にストレッチ能力は必要ありません。
とても身体の柔軟性に富んでいる時期で、大人では出来ない動作を出来る時期です。
トレーニング方法では、細かい動作を求めないことが寛容です。
この時期は幼児から少しづつ運動動作を覚え、走る、跳ぶ、投げる、蹴るといった
運動の基本レベルが出来てきています。
この時期は目標に向かって大きな動作で動くようなトレーニングが今後の
競技に大きな影響を与えます。
小学生の高学年のお子さまで多いのは身体を小さく使うことが癖になっている
選手が少なくありません。これは小児期に大きなモーションを習得していないことが
原因だと考えられます。
特にいきなり3歳~6歳くらいから競技を行い様々な指導の中で細かい指示があると
どうしても動きが小さくなり走る動作も腕をほとんど振れない、ボールを投げる時も
小さなモーションで投げる選手が見られます。
小児期にあまり細かいことにこだわったり、大きなモーションの動作を行わないことで
力が入り動きが小さくなるのです。
ですので、この時期に求めることは大きく動き、目標の所まだ走る、投げる、蹴るといった
身体全身で動かす練習で力を抜けることを習得しましょう。
身体全身を使うことは力を抜けないと動かすことが出来ません。
7歳~12歳 様々な反応を鍛えて、体幹を意識していきましょう。 柔軟性は身体の使い方を習得しましょう
この時期は身長も少し大きくなり、すこしづつ筋力もついてきます。
走るスピードを一気にあがってきます。また、細かい反応にも対応出来てきます。
しかし、この時期から身体が硬くなる子供さんが増加します。
これは、普段の姿勢と使う筋が特定化されている為です。
子供の頃は無邪気にはしゃいでいる為に関節を大きく使っていますが、
この時期からゲームやスマホで身体を動かさない時間帯も増えます。
動かすのはスポーツの時だけに。
これでは使う関節が小さく可動性も少なくなり特に、股関節の硬さが顕著になります。
この時期からストレッチを股関節を使ってしゃがめるようにしましょう。
柔軟は出来るだけ、股関節をメインにしたストレッチが必要です。
股関節は椅子の生活でほとんどがしゃがむ動作をしなくなって来ているので
しゃがむ動作をきちんと行うことで、足首の関節の柔軟性も確保出来ます。
簡単なストレッチかもしれませんが、これを毎日ゆっくりしゃがむ動作を正しく
行うことで股関節の可動域は保たれるのです。
しゃがむ動作から立ち上がる動作を完全にお尻が地面につくくらいの可動域がないと
その後、13歳以上では更に股関節が硬くなり、競技に大きな影響を与えることになります。
トレーニングではハイハイ動作や四つん這いでの手と足の連動動作を行い
手足を交互に動かせる必要性が求められます。
①ベア動作
7歳~12歳までの体幹部のトレーニングで重要になるのは正しい
下半身と上半身んぽ連動動作です。
連動動作を行う為の写真①のベア動作などの身体をいかに正しく使える為の
トレーニングが重要だと思います。
連動の応用がいづれ競技において様々な複雑な動きに適応できるかに影響します。
明日は13歳以上~からのトレーニングとストレッチについて
ご紹介していきたいと思います。
ジュニア世代のスポーツにおいてのトレーニングを
何をすればいいかわからない、どんなストレッチをすればいいか
わからない、などでお悩み親御様気軽にお問い合わせください。
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0742-22-0120
トレーナー兼コーチ 野島