速い球を投げる野球、速い球を蹴るサッカーでスピードを速くするに方法とは。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブ、

クロスフィット専門ボックスの

crossfit asuka のトレーナー兼コーチの野島竜一です。

 


 

当クラブではトレ塾kizugawaというグループでのジュニアトレーニングを

今年から奈良市内でもオープンします。

現在場所の選定に入っており学園前周辺になる予定です。

詳細はブログやHPでもご案内させて頂きます。

また4~5月からは体幹バスケ塾を行う予定です。

 

是非、興味の有る方はお問い合わせください。

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

ajcトレーナー野島


 

今日の投稿は

競技での飛躍的なスピードアップについての原理とトレーニング方法とは。

 

競技スポーツで速い球を投げる野球、ハンドボール、ラクロス、

速い球を打つテニス、バトミントン、

速く走る陸上、サッカー、ラグビーなど速さとは競技スポーツの永遠のテーマです。

速く動くには、原理がある程度解明されて決まっています。

それは、関節の可動範囲+その範囲でいかに速く筋肉と腱が収縮出来るかです。

特に腱が伸張してからの反射。これを伸張反射といいます。

筋肉は強く伸張されると危機防衛が働き収縮しようとします。

この伸張反射が速く作動すれば速く動くことが可能なのです。

これは普段の生活でも行えることですが、階段を速く昇るには

アキレス腱の伸張反射をうまく使うことで行えます。

 

普段からこの伸張反射は常に行われていますが、なかなか気づかないことが多いと言えます。

この反射を意図的に強化することで、競技で速く動くことが可能になります。

しかし、これには意図的なトレーニングが必要になります。

 


 

伸張反射を行えるトレーニングとは。それは縄跳びに答えが。

 

競技によりこの伸張反射を使う部分は少し異なります。

投げるような伸張反射は身体の斜めの腱、筋を使う場合や、

走る場合では身体の正面の伸張反射を使ったり様々です。用途により異なります。

具体的には、

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①走る時の股関節と胸椎の伸張反射

 

写真①の向かって左側のブルーのユニフォームの選手は左側の股関節と右の胸部が強く

ストレッチがかかっています。

その伸ばされた関節は次の動作ではストレッチをかけられた筋、腱はゴムのように

収縮しようとします。これが伸張反射になります。

しかし、この選手は非常に股関節を伸展しようとする能力が高い為に右の胸部もストレッチが

かかりましすが、この伸展することを普段から意識しないと身体は中途半端に

関節が曲がり結果伸張反射を行えず、筋力の強さに頼る走り方になります。

それでは伸張反射を使えない為に速く走ることを続けることは不可能になります。

 

伸張反反射をもっとも行っている競技の代表が陸上の短距離100mの選手かもしれません。

強い伸展する力の反動で伸張反射された状態を維持しながら走ることで

100mを9秒台で走ることに繋がります。ですから100mの世界レベルの選手の

肉体は鋼のような筋肉が背部、臀部、胸部、太腿、腹筋などにボリュームがあると

言えます。

しかし、これはジュニアでの小学生でも行えるのです。筋肉をつけるのは成長期の

高校生からでも問題ないと思います。しかし、伸張反射は子供さんでも行えるのです。

それが縄跳びなどの2重跳びに隠されています。

縄跳びは日本では誰でもが行ったことがある小学生の運動メニューです。

この縄跳びの2重跳びでは強く地面を踏みその伸張反射で跳んでいる間に

縄を2回まわすメニューです。フィギュアスケートの宮原選手は3重跳びを

何回か連続で跳ぶ練習を行っているそうです。

それほど、ジャンプ競技や速く跳んで回転するような世界レベルの選手が行っている

種目なのです。

これなら子供さんでも誰でもが学校で行っているはずです。

これの意図は本来、身体の持久力だけでなく伸張反射を培う非常に

有効な運動なのです。

 


2重跳びを跳ぶには、空中で爪先をあげ股関節を伸ばす意識を

 

2重跳びを可能にするにはいくつかの伸張反射が必要になります。

特にジャンプで空中の姿勢が重要です。

2重跳びを10回以上楽に跳べると伸張反射を優位に使えます。

そして出来れば3重跳びまでいくと、競技レベルではパフォーマンス向上に

大きく繋がります。

 

空中では爪先をあげます。

そして股関節を出来るだけ伸ばします。

そして身体を出来るだけまっすぐにする意識が必要です。

その後、着地するときには足の裏の真ん中付近で地面を強く押す感覚が

必要です。

この時にアキレス腱の伸張反射と股関節の伸張反射が

行われています。これを最初は2,3回でもいいので

なれて来ると10回、20回と可能になります。

当クラブの小学生でも連続で10回以上跳べるお子様は多くおられます。

しかし、その後の3重跳びを行えるお子様は多くはありません。

 

2重跳びは意外と体重が軽いお子様では可能になりますが3重跳びは

この伸張反射を完全に使わないと小学生では跳ぶことは出来ません。

しかし、伸張反射は練習すれば誰でも可能になる反射です。

この反射は縄跳びだけでなく、様々なトレーニング方法があります。

それはほとんどが小学生でも行えるメニューや運動なのです。

 


 

速く走る、投げることは筋力の強さだけではありません。

身体の使い方に大きな要因があります。きちんとストレッチをかけ

収縮することが出来れば大丈夫です。

どんなお子様でも速く走る、投げることは出来ます。

正しい身体の使い方を習得することが競技スポーツでいかに

速く動けるかに繋がります。今回縄跳びを運動例としてあげさせて

頂きましたが、その他にも伸張反射を高めるメニューは多く存在します。

是非、身体の使い方を習得して速く動く、投げることに

チャレンジしてみませんか。

 


 

ジュニア競技でのスピードを高めたいとお思いの親御様、選手の方、

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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