チームトレーニングを行うには感覚を習得することが重要です。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

当クラブはこの7月で10年目を迎えました。

長いような短いような。

当初私は、チームトレーナー兼コンディショニング担当として

活動しており、当クラブ施設にも、午前中しかいない状態で

スタートしました。

今まで多くのチームを担当させて頂き

本当に毎日が勉強でした。

現在はチームといゆよりジュニア専門のクラブで

トレーニング指導を外部で行い、当施設では

パーソナルトレーニングをジュニア、全国レベル選手、

一般の方、リハビリトレーニングの指導兼治療を

行っております。

10年目に入り施設もリニューアルし走る、投げる、跳ぶ、

フリーウェイトトレーニング、マシーントレーニングを

出来るだけ快適に、アクティブに出来る環境を心がけております。

これからもトレーナー一同よろしくお願いいたします。

 


 

チームトレーニングで重要なのは課題を全員が明確に把握することだと

 

今日はチームトレーニングについてです。

チームトレーニングとパーソナルでのトレーニングでは

指導する側からすればパーソナルの場合は個人対個人ですので

本人の意思、要望、計画を明確にしていきます。

チームの場合はチームの目標、チームでのどの部分のレベルアップ強化を

はかるかなどのチーム全体の目的が必要になります。

そのなかで個人個人がどの部分のトレーニングが必要になるかを

数値や動作で判断していく必要があります。

私は個人もチームも両方行っていますが、

チームでのトレーニングでは、現代ではこちら側から何を行い

このトレーニング内容の意図をしっかりとお互いがフィードバックする

必要があります。

 

私は基本弱点を克服するより長所を更に伸ばす為に

何が必要か。

弱点は個人個人の課題で練習する。

チームでのトレーニングは基本長所をいか伸ばすかを

考えた方がチームの雰囲気が変わると思います。

現代トレーニングでは

中学、高校、大学、社会人で

わけるなら、高校生以上はどれだけ自主性的に

トレーニングに向き合えるかトレーニングを

行う意味を理解して始める方がいいと思います。

中学生の場合はやはり少しこちらから誘導して

行うようにもっていくことも必要だと思います。

中学生の場合

フリーウェイトを使うことはほとんどなく、

まず身体の使い方を徹底てに習得できるトレーニングを

行い、自重で支える、動かすことが必要だと思います。

 

全チームに共通することですが、

トレーニングは見て、聞いて、自分が行って覚えます。

しかし、もっとも重要だと思うのは感覚、バランスです。

いかにこちらの思っている感覚を伝えて感覚で覚えてもらうか。

それには内的なキューイングが必要だと思います、

以前はどのチームも外的キューイングが主流でしたが、

現在欧米などは外的なキューイング方法はほとんど

使っていません。

それは感覚は自分の内側から覚えることしか出来ないからです。

 


 

内的キューイングでチーム全員の感覚を

 

内的キューイングと外的キューイングをなぜ違うか。

トレーニングや競技でも基本は最終的には

自分の感覚が物をいいます。

人の姿を見て覚えて、聞いて覚えることは非常に

重要です。しかし、感覚を覚えることはもっと重要だと。

 

競技プレーでの判断は一瞬です。

色々考えて行うことはほとんど不可能です。

例えば、高校野球。

投手がキャッチャーに投げるまでの投球モーションに入ったら

1秒~2秒で投げます。

その間に考えることを1つから2つまでです。

 

サッカーではもっと短い時間に。

この一瞬で身体を正確に動かすには

トレーニングで色々考えるような指導でおこなったり

色々考えるようなやり方では実際の競技では活用出来ません。

いかに、感覚で覚えるか。このあたりを踏んで跳ぶ。

このあたりで投げる。

それを自分の感覚で身につけ、自分一人の状況でも

判断することを出来るようにすることがトレーニングでは

求められます。

ただ100kGのスクワットをおこなったから

100kGのベンチプレスをおこなったから。

これで競技力があがることはありません。

100kgをいかにどのタイミングで速くあげれるか。

どこを踏んだら一番力を発揮できて挙げれたか。

どの部分を意識したらベンチプレスが速く挙げれたか。

このどの部分を自分で意識する感覚を速くつかめることが

チームでトレーニングを行い効果をあげる方法だと思います。

 

走ることも同じです。

速く走るにはただ何本も100mを走るのではなく、

どの部分を意識した感覚の時が速く走れたか。

この感覚を選手一人一人が覚えることが最終的には

全体のチーム力向上に繋がります。

こなす練習から

感覚を掴む練習、トレーニング。

これがチームトレーニングに必要ではないかと思います。

外的なキューイングは動作に入っても色々外から発することは

逆に考えることが多すぎて動作自体を止めてしまい、効果的とは言えません。

要は、説明は端的に短く、どの部分を意識するかを

正確に覚えるようなトレーニングが内的キューイングと言えます。

 


 

チームトレーニングでは

チームの全員が感覚的にトレーニングの意図を覚えることで

競技への変換がスムーズにいきます。

トレーニングはあくまでも競技力向上、怪我予防が前提です。

トレーニングの為のトレーニングにならない為には

全員がトレーニングでの動作の感覚を覚えることが

より自主的にトレーニング効果をあげることに

なります。強制的にただ回数を行うトレーニングでは

大きな効果は得られにくいと思います。

是非、感覚を覚えましょう。

感覚は覚えることが出来ればトレーニング効果は高まり

チームとしての競技力に大きな効果をもたらすと思います。

 

チームトレーニングを希望の方、

気軽にお問い合わせください。

トレーニングをチーム単位でもレッスン指導しております。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブチーム担当

トレーナー野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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