バレェダンサーの体幹を強化することで、腰痛予防になります。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

(今日のトピックス)

身体のケアは40代以降になると深刻です。

私も40代ですが、トレーニングや仕事での

疲労感はやはり30代の頃と比べると歴然と

残ります。

私は、吸い玉、筋膜リリース、酸素カプセル、食事に

気をつけることを意識しています。

身体のケアは、筋の緊張を緩めるだけでなく、

ストレスの軽減や脳を休めることにもなります。

疲労の蓄積は馬鹿には出来ません。

疲労蓄積が免疫力を下げ、病気や身体の不調を呼び込む

原因にもなります。

身体のケアをしっかりしましょう!

吸い玉は当クラブではHPにも掲載していません。

ご希望の方はブログをみてとご連絡ください。

吸い玉は後が数日残りますが身体がすっきりしますよ。

 


 

(今日の投稿課題)

バレェダンサーの腰痛予防には体幹を強化することをお薦めします

 

バレェダンサーは非常に腰痛が多い競技です。

特に中学生くらいから腰痛で悩む選手も少なくありません。

バレェはもともと腰椎を非常に反る動作が多く

腰への負担がかかります。

本来は身体を反る動作は腰椎ではなく胸椎です。

Girl doing rhythmic gymnastics

上記の写真①は身体を大きく後方に反っている写真です。

この写真をみてもわかるように首、胸が大きく天井方向を

向いています。

この状態が理想です。腰は反ることが本来得意な関節ではありません。

これはバレェでも同じです。

腰を反るような動作は本来腰ではなく、

胸の胸椎で行います。

このことをまず意識することが腰痛予防の礎となります。

では、この胸椎を強化するにはどうすればいいのか。

それが当クラブでいう体幹トレーニングです。

体幹トレーニングとは、

image1-27

写真②のようなポージングをとることではありません。

これは体幹トレーニングとはいいにくいのです。

体幹トレーニングは、呼吸、姿勢、関節を固めない、

四肢に力をいれないリラックスした状態で支えることです。

身体を必要以上に固めて呼吸も浅く、四肢に力を入れて

行うとこれは体幹部分では四肢の末端の筋、関節のトレーニングです。

それではバレェの時にも身体が硬く、呼吸も浅く、体幹ではなく

四肢に力が入ることに繋がります。

体幹部分とは股関節~肩関節までの部分を示します。

この部分から力を発揮することが必要です。

その為には、関節を必要以上に固めないリラックスした状態で

四肢が動くことが必要です。


 体幹を強化することで、可動性も向上します

 

体幹部分を意識して動くことが出来ると

関節の可動範囲が向上します。

これは身体をコントロールするのは、まず腹横筋という筋から各筋に

指令がでています。この腹横筋を意識することで

身体の関節を構成している筋肉も柔らかくなるのです。

 

逆にこのコントロールがうまくいかないといくらストレッチを

しても身体は柔らかくなることはありません。

ですので腹横筋を意識することが出来ればバレェでも、もっと

身体の柔軟性を高めることが可能です。

その為にも体幹部を強化するトレーニングは必要になります。

Fit women doing workout, yoga pilates back bend exercise at fitness club.

上記の写真③では

体幹の力で身体を天井方向に引きあげるトレーニングをしています。

これは、しっかりと足でストレッチポールを押すことで

腹横筋に力が入りやすくなり、その力を上手くつかってトレーニングして

います。

このようなトレーニングを行うことで腹横筋にいつでも

スイッチをONにすることが出来ればバレェの時でも

腰ではなく、胸椎の伸展能力を高めることが可能になります。

是非、体幹を強化するトレーニングをしっかり行い、

腰を予防し関節の強度、柔軟性を向上しましょう。


 

バレェは非常に不安定な状態で

演技を行っています。

その為、腰、足首、膝、股関節は

常に強度と柔軟性が両方必要になります。

是非体幹トレーニングで関節や筋を強くすることを

お薦めします。

 

バレェダンサーで腰や股関節、足首に不安、怪我で

お悩みの親御様、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアアスリートクラブ

トレーナー野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。