お子様の競技でのシンプリントを予防、改善には歩き方から変えましょう!!

奈良市のスポーツ障害、姿勢矯正、動作改善専門の

あすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブのトレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

ゴールデンウィークは当クラブ全トレーナーが、

クライント様の競技を観戦し今後の

トレーニングや動作改善に活かしていく為

各トレーナーが競技会場に行かせて頂きます。

実際の競技のプレーを見てやはり

どの動作が出来ているか、また改善点があるかを

探っていきたい思います。

 


今日の投稿は

 

お子様の競技でのシンスプリントの改善、予防方法について

シンプリントとは下腿部の内側の脛骨の内側部分が痛くなる

子供特有のスポーツ障害です。

この障害は競技を行っている選手はもちろん、競技を

行っていない子供でも起こるのが特徴です。

特に、現代病といってもいい障害の一つです。

現代の子供さんの成長過程で

裸足での生活が減少しています。

特に、幼稚園、保育園では裸足での生活や

草履での生活を習慣づけされている所もありますが、

少ないようです。

基本はくつです。

また、アスファルトでの生活、土の所や田んぼなどの

柔らかい土壌での遊びが少なくなったため、

固い地面での生活がほとんどになっております。

この現代の生活スタイルが地面を捉える時に必要な

足底の筋が低下し、足の内側アーチがつぶれています。

この状態で普段から競技を行うことで下腿部の内側部分の

筋肉(後脛骨筋)が極端に引き延ばされることになります。

これが長期間続くことでシンスプリントに移行します。

 

この状態を改善するには、足の足底を強くすることが重要ですが

それには基本的な歩行での力のかけ方が重要です。

 


 

必ず、小指球と踵をしっかりと踏む

 

歩行の際にシンスプリントのお子様は

足の内側部分が内側につぶれています。

DSC_0606

この写真でも左の足の内側アーチがつぶれているのがわかります。

これは内側部分に力が入っているのではなく外側に踏む意識が

余りなく、踵にも意識が無いために起こります。

この状態を改善するにはま歩行の際にしっかりと踵、小指球を

踏んでから母指球に体重を乗せることを意識することが

重要です。

このことを意識して歩行を行うことで内側アーチは強く保たれることに

なります。

 


 

シンスプリントは外頚骨にも移行します。

 

ジュニア選手のシンスプリントでは、先程も述べましたが、内側アーチを

意識しないと起こりうる障害です。

しかし、この状態が今後、外頚骨という新たな障害を招くことになります。

外頚骨は、足の甲の内側にある骨が腱により

引っ張られて腫れてきます。

この外頚骨はシンスプリントになっている選手に多くみられる

ことがあります。

歩行をきちんと足の踵、小指球、母指球で踏むことで

内側アーチをきちんと作ることが可能になります。

歩行は毎日行うことです。

ここで意識することが少しでも行うことが重要です。

走ったり動作が複雑になるとゆっくりとどの部分を

踏むという感覚が伴う前に次の動作に移ります。

是非、歩行を見直しましょう。歩行が

意識出来ればいづれ走る時にもその動きは活きてくると

思います。

 


 

お子様の競技で足のシンスプリント、有痛性外頚骨でお悩みの

親御さま、気軽にご相談ください。

シンスプリント、外頚骨は動作を改善することで

解消します。

 

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asukaトレーニングクラブ

0742-22-0120

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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