奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
姿勢矯正や身体のバランス整体、
競技力向上、リハビリ専門トレーニング施設で
活動しております。
足の捻挫はしっかりとリハビリをして
機能を回復しましょう。その後姿勢の崩れや
膝、股関節の痛みにつながります。
捻挫は身体のバランスに問題があるときに起きやすいです。
身体のバランスを整えて捻挫をしにくい身体づくりを
お薦めします。
今日の投稿は
ソフトボール選手におけるスポーツ障害。
大腿筋膜張筋炎を予防するには、内転筋を意識しよう。
ソフトボール選手で見られる障害の一つとして
大腿筋膜張筋炎があります。
この障害は大腿部(太もも)の外側の筋の炎症です。
写真の指で示している部分~太ももの付け根の
横の部分です。
太ももの横にある筋肉です。
このけがは走るときやしゃがむ動作で強い痛み
が太ももの外側にあらわれます。
症状が強くなるとしゃがむことが非常に
つらくなります。
また短距離をダッシュする動きも大きな痛みを
発症します。
この筋肉は膝や股関節が外側に移動するのを
防ぐためにあります。走るときや動く際には
足の構造上外側側から着地します。その後
母指球側で地面を押して移動していきます。
しかし、この母指球で踏めない状況では
外側の筋肉に大きな負担がかかります。
これが大腿筋膜張筋に強いストレスをかけることに
なるのです。
その為、外側の筋は疲労し炎症が起き強度も失われていきます。
これが大腿筋膜張筋炎の原因です。
ソフトボールではしゃがむ動作でのボールキャッチや
走る動作特にベースランで外側に体重を常にかけ続けている
選手に多くみられます。
これを予防、解消するには内側の筋を意識して
強化する必要があります。
母指球、内転筋、臀部をつなげていきましょう。
太ももの横の大腿筋膜張筋の痛みを解消するには
母指球→内転筋→臀部での踏む感覚をつかむ必要が
あります。その上で重要になってくるのが太ももの内側の
筋肉です。この筋しっかりと意識しないとO脚のような
形で地面を踏みながらプレーすることになります。
特に男性と女性では骨盤の構造上、女性の方が骨盤が
横に広いため、ソフトボールの女性選手にこの大腿筋膜張筋炎が
多くみられます。
ですので、太ももの内側の筋を意識的に使って踏む練習が
必要になります。
(上記の写真のように、内転筋を意識して
地面を踏むトレーニングをしてみよう。)
この内転筋を意識できるようになると地面を
踏む際に今以上に強く地面をとらえることが
できます。これが母指球→内転筋→殿筋とつながった
運動となります。
内側の筋を意識することで、競技力向上にもつながります
この内転筋を意識して強化することは
身体を支えるためにも非常に重要です。
上記の写真は野球ですが
最終的に投球後は片足で地面をとらえて耐える必要が
あります。この際に内側の筋が弱く、活性できないと外側の筋で
支えることになります。
結果身体は外側に倒れフォームは崩れます。
これは野手全員にいえます。
またバッティング動作でも外側に頼るフォームでは
地面の力を上半身に伝えることは
できません。
内転筋を意識でき、使えることは障害予防だけの観点だけでなく、
競技レベル向上にも大きく影響を及ぼします。
しっかりと内転筋を強化し、ケガを予防し
パフォーマンス向上につなげましょう。
ソフトボールでの競技パフォーマンス向上や
怪我予防でお悩みの親御様、気軽に
お問い合わせください
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