お子様の競技力を考える。 野球投手編、踏む、引くことが鍵です。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

今日はクリスマスイブですね、

様々な大会も終盤。

ラグビーでは先日、大学選手権のベスト4が

出そろいました。

関西勢がいないのが少し残念ですね。

 


 

今日の投稿は

子供さんの競技力向上を考える

野球の投手編です。

特にコントロールや球速についてです。

 

踏む力が重要です。

 

野球で投手の課題はまずコントロールです。

次に球速や変化球のキレだと思います。

しかし、このコントロールを安定させ、

球速をあげるには安定した投球フォームが必要です。

 

しかし、少年期~高校生くらいの投手もみると

ほとんどがこのフォームが安定するのが

難しく感じます。

その原因は投手の場合投球フォームで

地面を踏みその力を上半身に伝えてボールをなげ

球速につなげます。

その地面を踏む力と投げる力は合計で10だとします。

しかし、上半身の肩、腕は非常に小さな筋肉で構成

されています。もっとも下半身は臀部や大腿部といった

大きな筋肉で構成されています。

この筋肉でどちらが安定した機能を発揮できるかが

問題です。やはり大きな下半身の筋肉なのです。

投球時に地面を踏む力がになれば肩にかかる負担は

なります。

しかし、この逆もあります。同じ投球の球速をおこなうには

力を足して10にする必要があります。

下半身できちんと地面を踏めない場合、例えば下半身がだと

すると上半身はの力を発揮する必要があります。

これはあくまでも参考例の話ですが、下半身で踏ん張れないことが

肩への負担を増す結果になります。

これでは投球フォームは安定せず、コントロールや球速を伸ばすことも

難しいと考えます。

 


 

引く力が体重をボールにのせれます。

 

先ほども記載しましたように、

下半身で踏む力が単純に向上すると

フォーム自体は大きな筋肉が働くことで安定します。

それに加え、軸足側の股関節を投球時に

後方にひく力があがれば更に体重は前方に移動し

ボールに威力がまします。

 

一番参考になるのは大リーグに移籍した

大谷投手のフォームだと思います。

投球時に踏み込んだ股関節が少しですが後方に移動していきます。

この引く力が投球のフォーム安定と体重をボールに

載せることに繋がります。

しかしこの動きは無理におこなうのではなく、必然的な動きとしてする

必要がありかなりの練習が必要だと思います。

pixta_17712735_s

↑この写真でも少し左の股関節が後方にいっています。

 

 


 

腕の振りよりまず下半身の使い方を

 

少年野球や高校生くらいまではどうしても

腕の振りに注目がいきやすく

速く腕を振ろうと考えます。

しかし、先ほども記載しましたが腕の振りには

地面からの力をもらって投げることが

安定したフォームでなげるには欠かせません。

 

その為にはカラダの下半身の使い方を

まずはきちんと学ぶことをお薦めします。

そこから腕の振りをつけてみてください。

速くなげようとしなくても勝手に球速は速くなり

コントーロールも安定していきます。

身体の使い方を覚えることが野球での投手としての

競技力向上にしいてはケガの予防にも繋がると考えます。

 

 


 

野球の投手、野手のパフォーマンス向上、

投球障害からのリハビリに

興味のある方、気軽にお問い合わせください。

怪我をしない身体づくり 野球編!!

 

野球肘を予防するにはスタティックストレッチだけでなく、関節可動域を向上させましょう!

 

上記のblogも参考にしてください。

 

http://asuka.sneaz.jp/wp

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。