奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
トレ塾KIZUGAWAの体験会随時行っています。
11月は11月25日(土)18時~
12月は12月2日(土)17時~
12月16日(土)19時~
12月23日(土)17時~
となっています。競技をされておられるお子さまや
競技をされてないお子さまなど様々なお子さまが
運動をおこなっています。
楽しく、でも速く動けるように、カラダの使い方を
覚えてどの競技をおこなう上でも怪我をしない
ような運動をおこなっています。
是非、気軽にお問い合わせください。
今日の投稿テーマは
お子さまの競技におけるアキレス腱の
痛みについてです。
アキレス腱は下腿部の筋が最後腱にかわり
踵についています。
写真の指で示している部分に付着しています。
この腱が子供さんの競技中に痛くなることがあります。
これはアキレス腱炎といわれるものです。
痛みの部分は踵からもう少し上の下腿部の中央付近
まで痛みが広がることになります。
アキレス腱炎の原因は走り方の足の着地に問題が
アキレス腱は通常の歩行ではなく、走ることで
多く発症します。
特に足首の硬さや股関節の硬いお子さまに多くみられますが、
それよりも、地面をとらえることを踵重視で
おこなっていることがわかります。
↑(走り出すときは足のま真ん中付近で地面をおしているのが
わかります)
歩行の際は踵から着地することが求められるのですが、
走行は逆です。歩行はある一定のスピードで
歩く必要があるのでどこかでブレーキをかけることが
求めらます。
しかし、走行はスピードを一定で動くことを
想定していません。それだけ走る時は前方に
進む必要があるのです。
ですので走る時は足の真ん中から前方部での
着地が求めらます。
しかし、ジュニア期のお子さまの走り方の多くは
踵からの着地になっているのです。
これがアキレス腱炎を発症させる原因となります。
足の真ん中での着地を心掛けましょう。
足の真ん中付近での着地することでスプリング靭帯と
いう足底の靭帯を使うことができます。
この靭帯は名前どおりバネのような靭帯です。
このバネは地面からの衝撃を吸収してくれる
作用があります。
ですので、この靭帯をうまく使うことで足からの
衝撃をうまく緩和してくれます。
しかし、踵にはそのような機能がありません。
ですので走っている時に踵で地面から着地していると
必ず踵付近の関節に大きな負担がかかります。
それがアキレス腱炎に繋がると思われます。
ですので足の真ん中付近での着地することが
重要です。
足の真ん中で着地するにはジャンプする練習が
効果的です。つま先立ちも効果的です。
ただ、この練習をする際には
必ず母指球を意識することが重要です。
母指球をではなく、小指球側に体重が移動すると
スプリング靭帯を有効に使うことが難しくなります。
↑の写真をみてもらうとわかりますが、
着地の際に足の真ん中部分から着地する為に
少しつま先が下方に向いているのがわかります。
※あくまでもつま先着地ではありません。
このようにジャンプの練習を行いどこで地面を
とらえているかを確認することが重要です。
走ることはこの延長線上にあります。
片足で常にジャンプ、着地しているのです。
アキレス腱炎を予防、解消するにはまず走る時の
着地を意識することも必要かもしれません。
アキレス腱炎でお悩みの親御さま、
気軽にお問い合わせください。
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asukaトレーニングクラブ
トレーナー野島