奈良市のパーソナルトレーニングスタジオ、asukaジュニアアスリートクラブ、
asukaトレーニングクラブ、あすか鍼灸整骨院の野島竜一です。
奈良市では5月で31度を観測しております。
昼間の気温と夜の気温差があるので身体の体調管理が難しい季節ですね。
甘酒や温かい飲み物などで体調管理をしましょう!
今日の投稿テーマは
腰痛には腹筋運動が必要とよく聞きます。
しかし、背筋運動もさら重要です。
背筋で身体を支えましょう!!
腰痛の方の腰、背部の筋肉を確認してみると
あまり筋力が強いとは言えません。
腰痛の原因は腰部というよりその前後の関節にあると思われます。
特に腰痛の痛みのポイント箇所は胸腰椎移行部といって背中と腰部の境目の
部分で身体を曲げたり伸ばしたりすることが多く、
痛みが発生しやすくなります。
触ってみてもその部分が非常にタイトになっているのが
わかります。では腹筋運動でこの状態が解消できるのでしょうか。
出来ないとはいいませんが腹筋運動は、基本身体を前に倒す運動となります。
しかし、姿勢を維持するにはどちらかというと背筋部分の背中の筋力が
低下することで身体が前方に倒れたり、後方に倒れたりします。
逆に背筋が強くなることで脊柱の強さが出る為身体のブレを軽減させ、
またしゃがみこんでから立つときに背部を意識できれば腰への負担は
軽減します。しかし、背筋力の低下は動作をほとんどが腰椎での曲げ伸ばしに
依存することになります。
腹筋のみを強化しても立位の状態で身体の姿勢を維持するのは
困難です。背部の筋力こそが重要となります。
背筋は姿勢維持筋なのです。この維持筋の強化こそが腰痛予防対策に
効果をあげます。腰痛の原因はほとんどが日常生活での不良姿勢なのです。
背筋は姿勢を維持するだけでなく、肩こりなどの予防にも!!
背中には大きく僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋というすごく大きく長い筋が
頸部から骨盤まで伸びています。その為この筋が低下すると肩甲骨が挙上し
いわゆる猫背の状態になります。猫背=肩こりの現象が起きます。
猫背を矯正するには背部の特に僧帽筋の中部、下部の筋を強化することで
肩甲骨の挙上を軽減できます。腰痛を治すことは結果的に肩こりなどの
状態も緩和することになります。
背筋は自分では見ることが出来ません。
歩いている姿を一度ショーウインドーなどでみてください。
驚く程、背中が丸まったり反ったりしています。背中は自分では
もっとも気づきにく部分なのです。ですので腹筋運動を行うと同時に
背筋力を強化することが腰痛予防に大きく繋がります。
背筋を鍛えて正しい姿勢を取り戻しましょう。
腰痛でお困りの方、腰痛運動でお悩みの方、気軽にご相談ください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp