奈良市 アスリート専門ジム/ テニスでの前後、左右の動きの速度アップでパフォーマンス向上のトレーニング方法!!

奈良市アスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブです。

最近は様々な競技の選手がジュニア選手だけでなく、大人の方も来られます。

特に、テニスゴルフ、サッカーなどの大人の選手も来られています。

今日はその中でテニスについてです。

テニスではフォアハンド、バックハンド、サーブといったスキル的な動作もあります。

しかし、多くの方はテニスだから、特別な動きだから難しいとお思いです。

よく、テニスではスクールや個別での指導をレッスンされている選手も少なくありません。

ただ、動作のメカニズムを理解した上で指導をしてもらうか、まったく動作のメカニズムを知らないで

指導を受けるかはかなりレベルアップにかかる時間がかなり違います。

 

全てのスポーツにおいて感覚的な指導で理解するには、

①時間を毎日かなりかけて練習する

②自分でスポーツ医学やバイオメカニズムを毎日勉強する

のようなことが必要になるかもしれません。

 

現在行われている高校野球でも140キロを投げる選手は20年前に比べて格段とあがっています。

地方大会でも140キロをなげる選手は珍しくありません。

陸上でも高校性で10秒00で100mを最近でも走っていました。

このように様々なレベルがあがる要因には科学的に動作が証明され、そのトレーニング方法の

確立が選手のレベルを引き上げる大きな要因になっているのです。

最近ではほとんどの動作が映像ですぐに見れる、そしてそのモーションをスロー再生を

すぐに行うことが可能になり自分の動作メカニズムを理解することが出来る時代なのです。

 

その為、正しいメカニズムを習得することで多くの選手が20年前、10年前とは各段と向上していると言えます。

しかし、これはあくまでもトップ選手のみになります。

一般の小学生、中学生や大人の方ではなかなかそこまで行うことが難しいかもしれません。しかし

今後は指導するには

 

①競技の特性

②動作のバイオメカニズム

を指導する側も学習する必要があるかもしれません。

 

その中でテニスでも、動作のメカニズムを選手が習得していないと、実際に何故、その動作が出来ないのかが

理解するまでに相当の時間がかかる可能性があります。確かに練習の時間はある程度必要です。しかし、頭でイメージ出来ない理屈を

身体で覚えるには毎日数時間の練習が必要になります。

 

効率よく競技レベルをあげるにはまず、動作のメカニズムを習得することですね。

その習得があることで、より競技のレベルアップにつながるのが最近のトップアスリートの現状です。

 

今日はテニスでの前、後、左右などの動きを速くする方法についてです。

テニスで速く動くことはとても大切です。この速く動くことって、週1回の練習を行うだけでなく

当然、自宅でも少し復習が必要ですが、速く動くには速く動けるメカニズムを習得しましょう。

よく筋力をつけたらいいのですか、アジリティを行えば速くなりますかというご質問頂くのですが

どちらも正解なのですが、その筋力をどう使うかとアジリティをどのようにやっているか。

この2つがとても大切になります。

まず速く動く為にはパワーポジョションを完全にマスターすることです。

これが簡単そうで難しいのです。特に練習で単純な動作の時でも毎回このパワーポジョションの意識を

しないと実際に試合ではほとんど速く動くことは出来ないでしょう。

速く動くには速く動けるスタイルを覚えることが大切です。この速く動けるスタイルこそパワーポジョションなのです。

 

①パワーポジョション

パワーポジションでは必ず必要なことがあります。それは

股関節で地面を押すイメージと膝の力を抜くこと。

そして脊椎のラインが真っすぐであることです。

このことが一つでも欠けるとパワーポジションが不十分になります。

特にあるのが股関節のヒンジと言われる動作です。

この動作が出来ないと実際には地面を押すことが出来なく速く動くことが出来ません。

速く動くにはより強い力を素早く地面に加えることが大切になります。

 

その中でこのパワーポジョション姿勢が崩れていることは地面に対して鉛直方向に地面を押すことが

出来ないため、前後、左右の動きが速くなることはありません。

ここに筋力がつくことでより地面を速く押すことになりますが、まずは股関節のヒンジ動作で地面を

押すことが肝心です。

②パワーポジションからの体重移動

パワーポジションが出来ることで多くの動作の応用が可能になります。

写真②のような片足に体重を加えて切り返す動作などです。この動作はフォアハンドやバックハンドの時の

モーションを速く作ることになります。

③パワーポジションからの素早いスタート

写真③ではパワーポジションからの素早いスタートです。

素早く動くには出来るだけ重心位置を高い位置で地面を鉛直方向に押すことが出来ることで

スタートは誰でも速くなるのです。これは地面を押す位置とどの部分から力を発揮するかだけの問題です。

素質とか才能ではないのです。

 

このように速く左右、前後に動くにはパワーポジョションを毎回正確に練習中行うことが

基礎となります。この部分を通りこしてテニスのレベルアップは難しいでしょう。

それはパワーポジションが毎回正確に出来るということは毎回速く動けるスタイルは出来ているからなのです。

 

テニスで速く動きたい、もっとレベルアップしたいジュニア選手、大人の方是非パワーポジションを

習得しましょう。

 

トレーナー兼コーチ野島

テニス

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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