奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブ
のトレーナー兼治療家の野島竜一です。
競技で全国大会に行くには
どうすればいいのか。
競技レベルをあげることは言うまでもありません。
もう一つは、自分に打ち勝つ気持ちが必要です。
このメンタル的な要素はすぐにはつくることが出来ません。
自分の最大のライバルは自分なのです。
この気持ちの強さこそが全国レベルでは
必要になってきます。
今日の投稿テーマは
剣道での有痛性外頚骨を予防するには
足の裏の内側アーチをつぶさないことが重要です。
足の内側アーチがつぶれていると剣道では
毎回踏み込む動作で身体を支えることが難しくなります。
しかし、中学生や高校生、大学生ではこの内側アーチがつぶれて
いる選手が少なくありません。
その状態で剣道を続けることで有痛性外頚骨という
障害を発症するケースが少なくありません。
上記の指で差している部分です。
この部分が大きく腫れて歩くだけでも痛みになります。
この障害は剣道では致命的になるケースも少なくありません。
私は以前、トレーナーとして大学の剣道部の選手をみている
時にこの有痛性外頚骨でとても悩んでいる選手と遭遇し
リハビリとコンディショニング調整をしっかり行い
その選手はこの障害を乗り越え見事、全日本大学選手権に
出場しました。
それには、内側アーチを徹底的に強化したことが大きな
要因になりました。
内側アーチを保つには足底の強化が。
内側アーチは別名スプリング靭帯とも
いいます。身体をばねのように支えるとても
重要な靭帯です車で言えばサスペンションのような
役目をしています。自動車でもこのサスペンションが
無くなれば地面からの衝撃は直接身体に伝わります。
高性能なサスペンションが存在するので車の運転中に
地面からの衝撃を吸収してくてることになります。
身体も同じことです。内側アーチはそのサスペンションの
役目をしています。
この部分が弱くなると地面からの衝撃は
足首、膝に大きな衝撃が直接かかることに
なります。これが有痛性外脛骨の大きな原因です。
これを解消していくには強い内側アーチが必要です。
上記の写真は内側アーチ強化のトレーニングの1例ですが
ビー玉を足の指でつかみ、箱などに入れていきます。
このトレーニングはプロ野球の選手も行っている
メニューの一つです。このように一見地味なトレーニングですが
毎日続けることで明らかに内側アーチは強化されます。
内側アーチは立っているときも意識しましょう
剣道では基本立位で行います。
立っているときからこの内側アーチを意識する必要があります。
上記の写真でも内側アーチを意識してつま先だちを
行います。母指球、小指球、踵への体重を
しっかりとかけ続けることが必要です。
このように立位の状態でも様々なトレーニングで内側アーチを
意識することが剣道の競技でも意識することに繋がります。
先ほど記載した大学生の選手もこのようなトレーニングを
行い有痛性外脛骨を克服していきました。
決して諦めなければ有痛性外脛骨を改善することは
可能です。
剣道で有痛性外脛骨や足の障害で
お悩みの親御様、気軽にお問い合わせください。
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asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島