ジュニアトレーニング、ラグビー特に小学生、中学生では
ミニや中学生でのラグビーではコンタクトプレーが必須になります。
しかし、このコンタクトに強くになることは自分のパフォーマンス向上だけでなく
怪我の予防にも大きく結びつきます。
では、実際に小学生~中学生にかけてどのような体幹トレーニングが必要になるのか。
小学生5,6年生~中学生くらいかけては、競技そのもののスキルよりも身体の動作がとても
重要です。
特に最近は肩脱臼、肩の捻挫、鎖骨骨折、など上半身の怪我が多く感じます。
これは転倒するときの姿勢やすぐに転倒することが大きな原因の一つに考えれます。
コンタクトでは自分の正面だけでなく、側方や後方からのタックルやコンタクトを
予想することが大切です。
しかし、自分の姿勢特に背筋群が正しく作動していないと猫背のような姿勢で走る、
コンタクトに向かうことになります。
これでは脊柱群に力が入らず結果、転倒しやすい、また転倒した時に自分の体幹で受け身をとれなくなります。
まずは、コンタクトでも通用する体幹をつくりましょう。
①②多裂筋トレーニング
背筋群は小学生から自重でのトレーニングはおこなっても問題ないと思います。
逆に最近はPCやスマホ、ゲームなどで下を向く機会が多いため、猫背や姿勢不良になるケースが
少なくありません。
その為、ラグビーでの競技でも姿勢が悪くコンタクトの瞬間自分で身体をコントロールしにくい
状況になりつつあります。
その点でも背筋群をしっかりと強化することは重要になります。
特に、インナーマッスルと言われる部分は小学生高学年では強化すべきポイントでも
あると思います。写真①②ではこの状態でしっかりと身体を動かすことができることで
コンタクトでのプレーは大きく変わります。
③ 背筋トレーニング
ラグビーでは地面へのダンボールやタックルの際の姿勢なども背筋群は
重要な要素になります。写真③では障害物を越えていく際に地面にしっかりと手をついた
状態でこの姿勢を維持します。この時重要になるのは。地面をどの部分で支えるかということです。
背筋群から肩、上腕、前腕を使って地面を支えます。このような地面を押す、支える行為は
背筋群が弱い又は使えないと背中が丸くなる傾向になります。
ラグビーではこのような姿勢になることが少なくありません。
中学生以上でのラックの時、タックルの時など背筋が正しく使えることで様々なシーンで
自分の身体をコントロールすることが可能になります。
背筋群特に多裂筋は姿勢を維持する大切な筋肉です。
普段からトレーニングすることで少しづつ自分のコンタクトプレが変化します。
是非、背筋群をまずは小学生、中学生は自重で強化しましょう。
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トレーナー兼コーチ 野島