走るトレーニング塾!!競技で速く走るには、膝の位置と足首の位置が重要に。

走るトレーニング塾、

競技で速く走るには、膝の位置と足首の位置が重要に。

速く走るには様々な要素が必要になります。

特に今日は脚の動きにスポットを当てたいと思います。

速く走るには、正しい理論が必要になります。いかに速く走るかは

いかに脚の回転速度をあげるか。そして進行方向の逆側を押せるか。

速く走るには、この2つの条件が脚の動きでとても重要になります。

 

速く走る為には、まず脚の回転をどの部分で行うかが重要です。

①② 足首が膝付近での脚の入れ替え

 

写真①②ではあしの入れ替え動作を膝付近で行っています、足首が

膝周辺で入れかわる動作です。

走ることは脚の入れ替え動作になります。この入れ替え動作がどれだけ速くできるかと

どの位置で行うかはとても重要です。走ることはジャンプ動作の連続です、

しかし、脚の入れ替えをスムーズに行うには足首が膝付近を通過しないと

脚を空中で入れ替えることは難しくなります。

足首が膝周辺まで移動して地面の到着するまでに次の脚を入れ替えることで

空中で脚を常に入れ替えることが出来ます。この入れ替えを速くすることで

地面からの床反力をもらい続けることで走ることが出来ます。

 

速く走るには、跳びはねるような感覚が必要です。

ですので動物での鹿や馬などは走るときに地面を押して、跳ぶように走ります。

これは床反力をもらい続けている為に跳ぶように走ることが出来ます。

しかし、これが地面をかく動作になると足は空回りしてなかなか前方に進みません。

また床反力が使えない為に脚への疲労がとても多いわりにスピードはあがりません。

 

③④ 地面をかく走り方

写真③④では地面をかくようにして走っています。その為に足首が後方にあり

また膝よりもとても低い位置にあります。

これでは空中で脚を入れ替えることは難しく、空中で脚を入れ替えられない状態

で走ることになります。これでは地面の反発はもらえずになかなか前に進まい状況になります。

 

まず速く走るには空中で脚を入れ替えることが重要になり、床反力をもらうことが必要です。

膝付近まで足首をあげるのはその付近まで足首を挙げないと時間的に空中で脚を入れ替える

ことが出来ない為です。

 

次に脚が地面を押す角度です。

スタートとその後では少し違います。

スタートの時は出来るだけ脚全体の位置は同じですが前方に大きく移動する為に、

膝の角度は90度に近い形になります。これは前方に脚を移動させると足首が

あまり後方にあると地面を押すことが出来ない為とスタートの時は体勢が前傾している為に

あまり後方を押すことは物理的に出来ません。

⑤自分の前方を回転させるイメージ

 

スタートから2~3歩以降は写真⑤のように脚を回転させることが

必要になります。その為に足首は自分の膝のあたりを通過して尚且つ

踵がお尻の下あたりに位置したまま脚を回転させていきます。

 

この時も常に足首は膝のあたりを通過することが重要です。

このように脚がどのあたり通過するかで地面からの床反発をもらったまま

走ることが可能になります。

このことはどのランナーでもほとんど同じです。現在はスポーツ科学や

バイオメカニズムが発展した為に様々な角度から走ることが分析されています。

いかに速く走るには走るメカニズムを知ることが必要です。

 

メカニズムを知って練習するのと、何もしらないで練習するのでは

その後の成果が大きく変わります。

100m、競技別の走り方でお悩みの親御様、選手の方気軽にお問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。