姿勢改善で競技力向上② 胸椎の動きを出して競技での回旋する力をあげよう!!

今日は姿勢改善で競技力や怪我の予防に大きく影響します。

今日は胸椎部分の回旋する能力についてです。

 

胸椎の回旋では特に腰への大きな影響があります。

それは腰で回旋すると思われている所が競技ではあります。

競技では回旋することがほとんどです。

水泳、陸上、バレーボール、サッカー、ラグビー、テニス、

野球、ゴルフなど競技で回旋をしないスポーツはほとんどありません。

この回旋をどこで行うかになります。

 

しかし、ジュニア世代のスポーツ選手は腰での動作が多く、腰で回旋しようとします。

それが原因で腰の分離症、ヘルニアなどの症状になるケースも少なくありません。

本来は胸椎で回旋することで競技力は大きく変わります。

 

①胸椎回旋動作

 

胸椎は上半身を回旋するには非常に有効は関節で左右で70度くらい回旋します。

しかし、腰は左右で6度程度です。

全然回旋する能力が解剖学的に違います。

この胸椎を回旋するには

まず胸椎を伸ばすことが重要です。

この伸ばす動作が出来ないと現実には胸椎が身体の奥に潜んでしまい

回旋の妨げになります。

胸椎は所謂、背筋を正すと言われる動作になります。

②胸椎を伸ばすトレーニング風景

 

写真②ではお尻と足裏で地面を押し、お腹の力を正しく使い

胸椎を伸展するトレーニングをおこなっています。

胸椎が正しく使えることで回旋することがより深く回旋することにつながります。

 

胸椎の伸ばすことが正常に行うことで腰椎の負担が軽減し、胸椎での回旋力が向上することで

競技でのパフォーマンスが変化します。

③走る時の胸椎運動

走るという競技でもっとも多い動作でもしっかりと胸椎を伸ばそうとすることで

回旋能力のあがり結果、走る時に前方への推進力になります。

写真①でもしっかりと腕が後方まであがるには胸椎の伸展と回旋動作が

行えることで可能になります。

 

胸椎は競技でも非常に重要な関節の一つになります。

猫背もこの胸椎の硬さ、強度の弱さが原因と言われています。

現代ではスマホやPCが普段日常的に使用することで更に、

子供さんの猫背は深刻な問題になっています。

姿勢の崩れは内臓や呼吸器系を圧迫するので

酸素を多く摂取出来ない身体になり様々な病気の原因にもなります。

 

姿勢を正しくすることで競技力だけでなく、喘息が改善されたという

お声も多く頂いております。

是非、胸椎は呼吸器系と密着しているので正しい使い方をトレーニングし

回旋能力をあげることをお薦めします。

 

猫背、姿勢が気になる親御様、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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