小中学生のお子様に競技と平行して頂きたい、股関節の柔軟性トレーニングで競技力向上に。

あすか鍼灸整骨院

asukaトレーニングクラブ/asuka体幹ジュニアトレーニングクラブ

奈良市でスポーツ障害を動作から痛みの発症原因を導き治療する

特別な方法で怪我を予防、改善しているあすか鍼灸整骨院、

ジュニア競技のスポーツでの怪我予防、パフォーマンス向上、

ダイエットトレーニングを行っているasukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


節分が近くなりしたね。

恵方巻、豆まき今年も行い、食べます。

今年1年、みなさんが健康でありますように。

 


今日の投稿は

小学中学生の選手に競技と平行して行ったもらいたい、股関節の柔軟性トレーニングについて

 

小中学生に多いのが、股関節の柔軟性があまりないことです。

股関節を簡単にご説明させて頂きます。

股関節は身体の関節で最も強い関節で、もっとも多彩な動きを出来る関節です。

しかし、この関節を使わなくとも出来る動作は沢山あります。

または、きちんと使わなくても出来る動作が。

 

例えば、座り込む、立つ動作がありますが、本来は股関節がきちんと

開き閉じで行います。

しかし、この動作は膝を前に出し、膝を内側に強く押せば同じように

立つ事が出来ます。

また、走る時に股関節を本来は曲げて地面を押して走ります。

しかし、膝を曲げて後方に蹴るような動作でも走れます。

このように同じ動作でも違うやり方や関節の使い方を変えることによって

可能になる動きが沢山あります。しかし、これらは代償動作と言われており、

本来の正しいというより、機能的な動きではありません。

これのほとんどを担うのが本来は股関節なのです。

この股関節が硬くなるというより、小学生くらいから少しづつ筋力もついてきます。

これが2~4歳くらいの幼児ならほとんど、筋力というより、本能的に機能的な

動き方で動いています。ですから、しゃがむときでも両ひざが身体より広く開きその

開いたスペースに自身が入ってしゃがんでいきます。

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上記①の写真では股関節がきちんと開き足よりも大きく膝が開いています。

このような動作は誰からも教えてもらった訳ではありません。

一番機能的に座ることを身体が最初から知っているのです。ですから股関節は非常に柔軟性が

あり、どんな姿勢でも股関節を主導にして動いています。

しかし、これが小学生くらいから筋力が少しづつつき動作を代償できるようになります。

これが機能的な動きではなく、楽な動きや他の関節に依存する形で行うことに

なる事が少なくありません。これが今まで正常に動けていたデータを塗り替えてしまい、

この動きが正常であると脳が間違った判断を下すことになります。

関節を硬くする原因はこのようなメカニズムになっています。

 

筋肉は正しい動きをすることを自身で判断出来ない為、頻度の高い動きを正しいと認識します。

ですから硬いのではなく、硬い動きを覚えてしまっているのです。

しかし、股関節が硬いと機能的でないだけに、身体は悲鳴をあげてスポーツでの怪我や

パフォーマンス向上を妨げる要因になります。

世界的なスポーツ選手が一番気を付けるのは自身のフォームです。

現代競技スポーツでは走る、ジャンプ、打つ、投げる、泳ぐフォームを

複数台のカメラで撮影し、自分のフォームがすぐに

画面で確認できる体育館やスタジアムがあるくらいです。それほど、フォームが

大切だという証拠です。このフォームで大切なのは機能的な動きです。

これこそが股関節にあります。

股関節を主導で動かさない競技は無いといっても過言ではありません。

股関節の柔軟性が何故重要なのでしょうか。

それは股関節が関節の可動範囲が広く、強い力を発揮できすエンジン部分だからです。

 


 

股関節が柔軟性があることは力を出す条件でもあります。

 

股関節の柔軟性を何故、トレーニングして頂きたいのか、

それは股関節を柔軟にすることが、可動範囲を広げることになりかねません。

股関節を強くするには、この柔軟性が必要になります。

柔軟性とはただ柔らかいことを意味しません。

正しい姿勢で股関節を使える能力が高いことを意味します。

正しい姿勢で股関節を使えれば本来は股関節は柔軟になります。

走るときでも股関節が硬いと足を地面に踏み込む時の股関節の

伸びる長さが変わります。この少しが競技では大きなタイムロスに

なるのです。

股関節が強いことは可動範囲内で常に力発揮を出来る準備ができていることになります。

また、股関節が強いこと競技での怪我を大きく予防することになります。

相撲競技や柔道を見ればわかると思います、股関節が硬いとあれほどの

重い重量ある選手や投げ技を受け止めるには、股関節の可動性が高く、その

可動性で強度を保てるためです。

お相撲さんが四股を練習するには、あの姿勢をトレーニングで維持することで

強い押しやそれに対応できるからであると思います。

 

小中学生さんの選手には私は、股関節の柔軟性の確認を必ずします。

この股関節の使い方が競技パフォーマンスや怪我に繋がると思います。

もし現在、競技スポーツをしていて股関節の柔軟性に欠けていると

お思いの親御様、股関節が硬いままのプレーは競技レベルだけでなく、

膝、腰の痛みや障害になるケースが少なくありません。

股関節を柔軟にすることは、競技をする上では非常に重要です。

しかしこれは競技をしないお子様でも同じです。生活する上で股関節が硬いことで

いいことはありません。子供の頃から使い方をきちんとマスターすることで

高校生、大学、社会人になった時に自身の身体を様々な障害から予防する要因になります。

 

是非、競技と平行して股関節の柔軟性を高めることをお薦めします。

特に四股はとてもいいトレーニングです。

 


 

股関節の硬さや股関節の動きでお悩みの親御様、選手の方

気軽にお問い合わせください。

あすか鍼灸整骨院

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0742-22-0120

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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