競技力向上は才能ではなく、どれだけ考え自分に強くなれるかが鍵です。

年末年始のお知らせ

年末は12月29日8時30分~13時まで

年始は1月4日 8時30分~通常営業

 


 

奈良市のスポーツ障害専門のあすか鍼灸整骨院、

ジュニアトレーニングのフィジカル、メンタル強化を行っている

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブのトレーナー兼コーチの野島竜一です。

 


 

今年も後数日です。

ブログも今日含めて3回の連載になります。

12月31日はブログお休みで、

1月3日からブログ再開させて頂きます。

今年も様々な方と出会い、新しいトレーナーが加わり、

本当に感謝の1年でした。何歳になっても新しいことにチャレンジし

いつまでも、自分を、スタッフを高めれる人間でいたいと思います。

 

 


今日の投稿は

競技力向上は才能ではなく、いかに競技を好きにそして自分を鼓舞出来るか

 

競技の選手のトレーニングを長年教えさせて頂いていると

競技は才能だから自分は才能がないから伸びない。

うちの子供は才能がないからレギュラーは無理です。

というお話を聞くことは少なくありません。

では、才能とは?

(ある個人の素質や訓練によって発揮される、物事を成し遂げる力。

とあります。)

才能は生まれもってきたものではなく、訓練で培っていくものです。

その訓練を惜しげもなく行えるには、

競技をいかに好きかが大切です。

競技を好きになり、競技の特性、性質をいかに理解して練習を

行うか。その事が重要です。練習やトレーニングで自分で限界まで

行えるメンタルが必要になります。

特にトレーニングでは自分で自身の80パーセントまで追い込むことが出来ないので

トレーナーの存在も重要になります。

プロの選手でも自分でトレーニングや練習を限界まで追い込むのは難しいのが現状です。

筋肉はある程度まで追い込み、その後休養をとることで強くなります。

その身体を追い込める強さこそ、自分のメンタルをも強くなるのです。

量ばかりを多くする意味ではありません。

短時間で強度をあげた練習やトレーニングを行うことが最近の

研究でも効果があると言われています。

 

才能とはその限界まで自分を鼓舞することが出来るかです。

こんなもんでいいか、このくらいで大丈夫か?

これでは競技もなかなか向上はしません。

あくなきアグレッシブなチャレンジ精神が必要です。

しかし、これには競技を好きでなくてはなかなか継続することは難しいですね。

競技練習は確かに楽しいばかりではありません。

しかし、根本には競技をどれだけ好きかが最後自分を追い込めるときに

必要になります。

 


 

競技を好きになりあきらめない気持ちがパフォーマンス向上に

 

ここで私がレッスンしている子供さんのお話をさせて頂きます。

このお子様は小学生ですが1年生から同じ競技をずっと行ってきて

私は最初にあったのは小学5年生の時でした。

お世辞にも走り方はいいとは言えず、

ぐちゃぐちゃでいつ怪我をしてもおかしくない状態でした。

足もそれほど速くなく、ステップ動作や止まる動作もなかなか出来ない子供さんでした。

 

しかし、そのお子様をずっと見ているとあることに気づきました。

それは自分が行っている競技が大好きだということです。

だから私が教えた内容を自宅で相当練習しているみたいで、

あっという間にチームでも1,2を争うくらいの足が速くパフォーマンスも

向上していきました。競技を好きな気持ちが本当にストレートに伝わってきます。

この気持ちがこのお子様の競技パフォーマンスを向上させたのだと思います。

怪我でチームを何日間か離れた時も、本当に悔しそうでした。その気持ちが

多分チームにもいい影響を与えると私は思います。

才能とはそういう競技をいかに好きでその競技に決して背を向けない姿勢では

ないでしょうか。

 

このお子様が今後中学、高校にいってもこの気持ちを持っていれば

どんな競技を行う時にも活きてくると私は思います。

競技をみて感動するのはこういうひたむきな姿勢があるからだと

思います。

才能は自分でつくるものです。生まれ持って来たものではありません。

それを子供たちはいつの時代も教えてくれます。

 

後はその環境を大人がつくってあげればいいのでと私は思います。

 


競技パフォーマンス向上でお悩みの親御様、選手、コーチの方気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

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asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

0742-22-0120

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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