跳躍系競技選手でも意外と使えていない臀部の筋を強化することで跳躍力は変わります。

奈良市のスポーツ障害専門のあすか鍼灸整骨院、

クロスフィットトレーニングの

crossfit asuka のトレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

12月になり暖かい日が続いていますが、週末から寒くなるみたいですね。

 

当クラブでは、来年度から中学校の部活動へのトレーニングとコーチングの指導を行える

準備を行っております。

興味の有る先生方、学校関係者の方、気軽にお問い合わせください。

現在陸上、バスケットボール、野球の専門トレーナーが在中しております。

asukaトレーニングクラブ 部活動部係

0742-22-0120

 

 

 


今日の投稿は

ジャンプ力、高く跳ぶには、股関節の伸展するトレーニングが重要です。

 

バスケットボール、バレーボール、テニス、バトミントン、体操、陸上のハイジャンプなどの

ジャンプを有する競技でのジャンプ能力を向上するには、お尻の筋を正しく使うことが重要に

なります。跳躍系の競技では意外とジュニア選手からプロ選手でも臀部の筋をあまり使えていない

現状があります。

 

どちらかというと、太腿四頭筋やハムストリングスを使い臀部の筋は活動的になっていないことが

多いのが現状です。その為、バスケットボール、バレーボールでの高校生、大学生の膝の靭帯損傷が

多いのもそのことが原因の一つにあります。

Attractive young athlete with muscular body exercising crossfit. Woman in sportswear doing crossfit workout

写真①はウェイトリフティングでの重量を上方に挙げる練習です。

この時に、重要なのは、いかに素早いタイミングでお尻の筋を使えるかです。

この時に臀部ではなく太ももを使うと重量を高い位置まで上昇することは難しいのです。

確かに太ももの筋肉も必要です、

しかし、股関節を最後の10~15度の曲がった状態から一気に爆発的に伸ばすにはお尻の筋

で行うことが理想です。臀部の筋をそれを支える力があるのです。

西洋人に比べて東洋人は臀部の筋が使えていない傾向があります。

特に、中殿筋の作用があまりうまく使えていません。

跳躍系競技では、両足で踏み切るというより、片足で踏み切ること多いのが現状です。

しかし、この片足で支えるには、中殿筋という筋が強くないと、太腿の骨頭は外側に移動していきます。

その結果膝は内に入り、その状態で跳躍することが少なくありません。その為、大腿部の四頭筋への

ストレスが多くなり、怪我のリスクが多いのと、試合等でジャンプ力を維持することが難しくなります。

中殿筋と言われる筋をしっかりと使えることが、片足で踏み切る時に身体の抵抗を出来るだけ

臀部で地面を押せることに繋がります。

又中臀筋を強化することで今まで以上のパフォーマンスとケガを多きく予防することに繋がります。

臀部特に中殿筋部の筋を強化することで股関節をまず伸展できる強さを手に入れましょう。


股関節を伸展することで筋をフルに使うことが出来ます。

 

Young Basketball street player making slam dunk.

写真②

 

写真②ではジャンプ終盤のシーンです。

シュートの際には、股関節が完全に伸びています。この股関節を伸展するのを最後まで

行い切ることが跳躍系競技では生命線となります。

ジャンプ後に股関節曲がった状態で行うと臀部の筋をフル活動しないまま競技を

行っていることになります。これではせっかく更に高く跳べたのにセーブしていることに

繋がります。

先ほどの写真①の股関節の伸展することを同じ原理です、重量を上方に挙げるには

股関節を最大限伸展しないと上にはあがりません。これはジャンプする原理と同じなのです。

その証拠にウェイトリフティング選手は垂直飛びはバスケットボールやバレーボール選手よりも

高く跳べる事が証明されています。

 

臀部の筋を強化すると同時に股関節を伸展するトレーニングを正しく行うことで、

より強い力を発揮出来、今以上に跳躍する事が可能になります。

今以上の跳躍力を手に入れるには、臀部を強化し股関節を完全に伸展出来ることが鍵になります。

 

 


 

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トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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