関節の痛みを改善するには。 膝、股関節の痛みはあきらめないでほしい蝶番運動で治ります。

奈良市のスポーツ障害、リハビリ専門の

あすか鍼灸整骨院、

ダイエット専門、クロスフィットトレーニング、体幹トレーニングの

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

最近、ハンマー投げの室伏広治選手の本を読みました。

その中で、”限界を自分で作っているようでは世界では戦えない”。と

悟ってから、何かが吹っ切れたと記載されています。

そうですよね、自分で限界をつくってはダメなのかもしれません。

これは競技だけでなく、仕事でも勉強でも研究でも同じことかもしれませんね。

限界をつくっている内は、まだまだだとつくづく感じました。

限界を超える、これが自分のトレーニングでも仕事でも飽くなきチャレンジに繋がるのだと

思います。

痛みを軽減する、競技パフォーマンス向上する、出来ない子供さんやどんなに痛みがあっても

出来ないことはない。

こんなもんで、こんなくらいでなんていう、限界をつくらないことがその先が見えることに

繋がるのだと思いますね。

とても大きく共感しました。

 


 

今日の投稿は

膝、股関節の痛みはあきらめないでほしい、必ず治ります。

 

膝や股関節の痛みのある方は少なくありません。

しかし、痛みを治すには手術しかないのでしょうか。

自力で治すことは出来ないのでしょうか。

この問題に長年取り組んできました。

しかし、この膝、股関節の痛みを治す運動方法があることに気づきました。

それこそが蝶番運動です。

2~4歳くらいまでの、お子様は誰からも教わったわけでもなく、

それほど筋力を備えている訳でもないのにスムーズに立ったり座ったりします。

この動作こそ、膝や股関節を治すことに繋がるのです。

幼少期のお子様は、立つ時にある動作を必ず行います。それは蝶番運動です。

股関節を深く曲げて、膝を開きお腹と太もがくっつくくらいまで身体を曲げて

立ち上がります。

この動作こそ、身体の本来もつ機能的動作です。

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写真①

上記の子供さんの写真を見てください。膝が開き、自分の身体が足の中に入るくらいの

スペースがあります。股関節が正しく開いています。この状態で手をつくと筋力をさほど

使わなくでも簡単にたつことが出来るのです。これは股関節を正しく使う事で

お腹の圧を高めてその筋力で立っているのです。

次の写真をみてください。

Young Vietnamese sportswoman doing heavy duty squats with barbell

この写真でもお腹と太ももがくっつくくらいに股関節が曲がり、写真では見にくいですが、

膝が外に開いています。

この状態であれば、高重量の重りをもつことが可能なのです。

この一連の動作を蝶番運動といいます。

ですので、椅子に座って状態で足は肩幅くらいに開き、膝も開いた状態で自分の手が

爪先より前でつくでしょうか。完全に手全体がついている方は正常ですが、つかない、

つきにくい方は、この股関節の蝶番運動が普段からあまり行ない可能性があります。

 

写真②でもわかりますように、骨盤は必ず前傾しているのが基本です。

骨盤が前傾しないと、股関節を曲げることは不可能です、もし曲がってるとしたら

それは股関節ではなく、腰が曲がっている可能性があります。

今から数枚の写真でも股関節の蝶番運動が同じ体勢が行われています。

one asian badminton player man isolated on white background

one caucasian man volleyball in studio silhouette isolated on white background

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portrait of strong athlete doing squats with bar and weights.

上記の4枚の写真で共通しているのは、骨盤が前傾して太ももとお腹がくっつきそうに

なっています。この蝶番運動があらゆる所で行われています。

 


 

股関節と膝の痛みを根本から治す蝶番運動とは。

 

股関節と膝の痛みのある方には共通することがあります。

骨盤が後傾しての生活が多い。そして蝶番運動が股関節ではなく

膝関節で行われています。これが股関節、膝の関節の痛みの原因です。

しかし、この動作を改善することが出来れば、痛みが徐々になくなります。

まず、椅子に座って頂き足幅はこぶし2~3個くらいの幅で行ってみてください。

爪先はまっすぐ前を向き、やや外側でも大丈夫です。その後膝だけを自分の小指よりも

更に外に広げてみましょう。広がらない方は少し肘で押してみてください。

その後膝が開いてたら、股関節を曲げて行きまずが、手を太ももからそわす感じて

まず、自分の足首を持ってください。それが出来れば、自分の爪先より更に

前方に手をついてみてください。これを行うだけです。

この際に重要なのはお腹の圧を感じていることが鍵になります。

この動作を股関節の蝶番運動といいます。

 

蝶番運動が出来れば、股関節の位置が正しく、そして骨盤が前傾しています。

この動作で立つ座ることを毎日行ってみてください。みるみるうち に動きが変わり、

余分な力を使わずにお腹の筋力で動いていきます。

当クラブでは多くの膝、股関節の痛みの方が来られます。

しかし、この蝶番運動を再修正することで痛みは少しづつですが軽減し

その後痛みはなくなっていきます。

痛みとは動きのエラーで起きているものです。ですので動きが変われば

痛みは無くなります。

 

是非、股関節の蝶番運動で痛みをなくしましょう。

 


 

ツライ、股関節、膝の痛みでお悩みの方、気軽にお問い合わせください

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

リハビリ専門施設のasukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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