腰椎分離症、腰椎ヘルニアからの競技、日常生活への復帰について。

奈良市の腰椎専門トレーニングの

リハビリ施設asuka,

パーソナルトレーニングスタジオの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

身体には様々な神経が存在しています。

この神経を圧迫されると様々な神経症状が発症します。

それがしびれや痛みに。

しかし、この痛みや痺れは身体からのサインだと思います。

人間は自分を自分で修正する能力を備えています。

自己免疫機能が。神経症状は動作不全が大きな原因と言われています。

私も、腰椎ヘルニアで神経症状で苦しんだ一人です。

しかし、これもサインを無視した結果かもしれません。しかし、誰でも

治せることが出来るでのです。正しい動作に又、戻せば。

それを私自身も数年前に感じました。

正しい動作を思い出すことで症状は無くなります。

誰でも思い出すことが可能です。

 


今日の投稿は

腰椎ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症からの競技、社会生活復帰について

 

腰椎の整形疾患として腰椎ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症という障害があります。

この腰の障害で下肢へのしびれ、腰の痛みなどで、

生活に大きな影響を及ぼします。競技では競技の中止、生活では学校の体育も中止などが。

 

しかし、腰椎は手術療法は最近ではほとんど処方されることは無く、その理由として

再発率の高さにあります。約80~90%の確率で再発が。

その為、病院でも手術を薦めるケースは少ないと。

ではどのようにして腰椎の障害から回復して、今までのような生活、競技へ復帰していくのか。

これにはリハビリが欠かせません。そうでないと症状が無くなることは無く、

長年痛み、痺れに悩ませれることになりかねません。

しかし、正しくリハビリを行えば今までと同じような生活、競技を行うことは

可能なのです。

 

 


 

正しい動作、呼吸、を変えることで痛み、痺れは驚くくらいに無くなります。

 

では実際にどうしていけばいいのか。

それは、まず動作を変えることです。

腰椎に障害のある方は私も含めて腰でほとんどの動作を行っています。

腰重視の生活。

これを股関節、胸椎中心の生活に変えることが必要です。

具体的には、例えば、しゃがむ→立つ動作、この一連の動作は普段の生活で

毎日100回以上行われています。

また、歩く動作、この動作も毎日何十回も行われています。

これが毎日腰を重視した動きで行うことで、腰周辺の筋肉は疲れ、

動きが悪くなり、血流も悪くなり、筋力も低下していきといった

悪循環が身体では起こっています。これでは腰の骨は大きなストレスを受け、

ヘルニア、分離症、すべり症といった腰への障害に移行していきます。

 

また、基本的には猫背の方が多く、呼吸も浅く、呼吸をつかさどる筋肉も

低下し脊柱を支えている呼吸筋が使えなくります。

これでは脊柱を支える物が無くなり、とても不安定なままに生活や競技を

行うことになり、とても危険な状態で生活をすることに。

この2点が腰椎に大きな障害をもたらす原因となります。

しかし、安心してください。

これを正しい状態に戻してあげれば例え腰椎の障害になっても、症状を限りなくゼロに抑えることが出来ます。

それが、腰椎専門のリハビリとなります。

まず正しい動作の再獲得です。

 

再獲得と書いたのは一度はこの正しい動作を皆さん行ってきています。幼児期に。

しかし、成長の過程で少しエラー動作のまま生活してしまっているだけです。

正しい動作、これが股関節、胸椎重視の生活なのです。

競技でも同じことで競技のパフォーマンス向上を行うには正しい動作を行える選手が

競技でも結果を伴うことになっています。

その為にも股関節を使った動作を行い、胸椎を動かし、腰への負担を出来るだけ軽減することが

本来の関節の動きとなります。

 

次に呼吸筋の強化です。これは脊柱を支えているのは多きく腹横筋という筋と、

横隔膜という筋が大きく関与します。

腹横筋はお腹の深層にあり、脊柱を支えている筋肉です。この筋で脊柱をコルセットのように

本来は保護しています。次に横隔膜は呼吸をする時に肋骨を締める作用をして

脊柱への負担を軽減します。肋骨があまり開きすぎるとその開いた時に腰が大きく反ってしまい、

腰椎への負担を増大させます。

この2つの筋肉は呼吸でしか動きません。この呼吸筋を強化することで脊柱を保護することが

出来ます。

 

そして最後は殿筋と背筋の強化です。殿筋を強化してヒップアップすることで

腰椎を伸展することを抑え、腰での負担を緩和出来ます。

また背筋は更に重要で、この背筋が強化出来ないと動作を腰の筋で負担することになります。

私もそうでしたが、この背筋は予想以上に脆弱で、活用出来ていません。

この背筋強化は年齢を重ねると更に他の障害を引き起こすことがあります。

四十肩や五十肩、背部の肉離れなど。

 

このように正しく関節を使い、強化すべき筋を活性することで、

腰の障害前の生活に戻ることは出来ます。

今までも多くの方が、このプログラムで元気に趣味や競技や日常生活を

楽しんでおられることをお聞きしております。

私も長い間痺れと闘い、もう運動をすることも難しいと一時はあきらめかけた

こともありましたが、今では様々なトレーニングや走ったりすることが可能です。

是非、今からでも遅くはないと思います。

痛みやしびれから解放されましょう。

 


 

腰椎分離症、腰椎ヘルニア、腰椎すべり症でお悩みの方、親御様、

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。