フィギュアスケートで3回転ジャンプを正確に跳ぶ為のトレーニング方法とは。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

ジュニアトレーニングの

asukaジュニアトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

この時期様々な大会が行われています。

しかし、競技に怪我はどうしても避けれない部分です。

しかし、怪我を治すこと、予防することも又可能です。

怪我は自分の動作のエラーを教えてくれるきっかけもしれません。

前向きに考えることがその後の競技人生で自分を強くしてくれるかも

しれません。

 


今日の投稿は

 

フィギュアスケートで3回転ジャンプを正確に跳ぶ為の必要なトレーニング方法

 

フィギュアスケートで3回転ジャンプを綺麗に跳び、

又、何回飛んでも成功するには、跳ぶポイントがあります。

確かに3回転以上のジャンプを跳ぶには、ジャンプ力は不可欠です。

特に、小学生の頃はとべても中学生移行で跳べなくなるケースは少なくありません。

これには原因があります。

小学生の頃は、骨格的に成長過程で身長、体重ともに小さく、軽い為に

地面からの反発をより小さな力でもジャンプすることが出来、

また回転する際にの回旋力も身長が低い方がより回旋しやすくなります。

身長が高くなるとその分回旋する際の遠心力も大きくなる為、回旋することが

難しくなります。

しかし、中学生以上になり身長が伸びでくると、なかなか跳べなくなるケースが少なくありません。

これは跳ぶ力をつけずに今までの感覚に頼った為、結果跳べないということに。

 

この現象もフィジカルトレーニングとスポーツ科学の発達により改善することが可能になっています。

3回転以上のジャンプを跳ぶことはそれほど難しいのではなく、跳び方されわかれば

誰でも跳ぶことは可能な時代になってきています。

また3回転以上のジャンプも今後更に跳ぶ選手は増加するものが予想されます。

男子では4回転半以上を跳ぶことも可能な時代に。

 


 

3回転ジャンプを跳ぶ為のトレーニングとは、踏み切りの踏む位置。

 

ダブルアクセル以上を跳ぶには、通常70センチ以上のハードルジャンプする

力を養う必要があります。これは特に難しいことではありません。

高校生のバレー部の女子選手では1mのハードルジャンプを跳ぶ選手も珍しくありません。

何故ハードルジャンプなのか。

陸上でもハードルジャンプの練習を短距離の選手の方はほとんど行っています。

また、スピードスケート、バスケットボール、サッカー選手などの瞬発力を

一気に爆発的に発揮する競技ではほとんど活用されています。

 

それは大きな力を生み出すにはどの位置を踏めばいいのか。

これを理解するトレーニングだからです。

高さを求めるというより、踏む位置の確認です。

フィギュアスケートでも同じことが言えます。

毎回ジャンプする時に踏む位置が違えば今日は跳べたが、明日は跳べないといった

現象がおき結果、試合の時にも運頼みになってしまいます。

これを100回飛んで90回以上成功するには、跳ぶ前の踏みこむ位置を正確に

行うことが必要です。

 


 

正確に3回転ジャンプを跳ぶトレーニングメニューとは。

 

ダブルアクセル以上を跳ぶには、回転する時間を計算しても

やはり高く上方にあがる必要があります。

滞空時間を長くすればそれでけ空中で回転することが可能になります。

 

滞空時間を理論的に長くするには、高く跳ぶことがまず優先です。

低いジャンプで回転を求めるとやはり失敗のリスクは伴います。

確かに回転するスピードをあげることも重要ですが、回転スピードをあげるには、

限界があります。それよりも上方に高く跳ぶ必要があります。

それを一番実践していたのは伊藤みどりさんでしょう。

具体にトレーニング例として、アップで

まず縄跳びの2重跳びを連続で30回。

これでどの部分の足裏で地面を踏むと高くジャンプ出来るかを

確認しましょう。

2重跳びが出来れば3重跳びを連続10回。

これが出来ればジャンプする時の地面を足裏のどの部分で踏めばいいかが

理解出来てきます。

その後ハードルジャンプ、連続ボックスジャンプで70センチを

10回以上を連続で行うことをお薦めします。

何故連続か試合では連続でジャンプすることもあります。

また、連続でジャンプするには地面をより強い反発をもらい続けることが

必要です。

このトレーニングをアップで行いまず、地面を強く踏み、強い反発をもらえようになりましょう。

この反発をもらうことが出来ないと地面を吸収して行うジャンプになり

ミスを行うことになります。

 

フィギュアスケートでもジャンプ力を行う筋力、持久力を強化することが不可欠です。

トリプル以上でのジャンプもこれからもっとどんどん出来る選手は増えます。

特定の選手が出来る時代から誰でも出来る時代になってきております。

それを後は正確に跳ぶことが出来れば。

 


 

フィギュアスケートでジャンプを正確に跳びたい、ジャンプ力を高めたいと

お思いの親御様、選手の方、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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