競技で速く走るには、走る練習だけでなく、様々な運動能力を向上させましょう。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

ラグビーワールドカップ2019

まで後1年を切りました。日本で行われる初めての

ラグビーワールドカップ、是非見に行きたいですね。

悲願の日本代表の決勝トーナメント進出を。

頑張れ日本!!


 

今日の投稿は

競技で速く走るには、走る練習だけではなく、様々な運動能力の向上を

 

競技で速く走るのに、何メートルダッシュを行うチームは少なくありません。

しかし、走る練習だけで速くなるのではありません。

運動能力トータルで向上させる必要があります。

 

サッカー、野球、ラグビー、バスケットボールなど

足が速いことは魅力です。しかし、ただ走る練習を

行っても速くなるかというと簡単ではありません。

走ることは、競技で求めらるのは一瞬のスピードです。

その一瞬のスピードをあげるには、様々な運動能力が要求されます。

陸上でもそうですが、走るだけでは速くなるのには限界があります。

走るには背筋の使い方、腕の振るタイミング、股関節の使い方、

足の裏の接地の仕方、足首の角度と様々な条件をクリアしていき

速くなります。才能だけで速く走れるのは中学生までです。

そこからは身体の使い方やコーディネーション能力や連動動作の能力が必要に

なります。

 

走るのが速くなるには簡単そうで、しっかりとしたプログラムが必要に

なります。

ですのでただ50mを数十本走ることが速くなるかというと、それは

走る持久力的な能力は備わると思いますが速くはなかなかならないと

思います。

 


 

膝で走るのではなく、股関節をまず使う練習をお薦めします。

 

小学生~中学生で競技選手の走り方のほとんどは、膝を頑張って曲げて伸ばす、

走り方です。

しかし、速く走るのであればこの膝優位では限界があります。

何故なら走るには前方へ大きく進む動作で、歩行よりも更にスピードがあがり

止まる動作の時間が短縮されます。歩行は一定のスピードを保つ為に

止まる→動く→止まるの繰り返しです。

しかし、走るのは

止まる動作を基本的はほんの一瞬です。

短い時間でとまり→走る→短い時間で止まるの繰り返しですが

歩行よりもかなり短い時間しか止まっていません。

見た目にはほとんど止まっているようには見えませんが実際には

本当に短い時間止まっています。

この止まる動作で股関節からのパワーを発揮する為に必要な

動作です。

短い時間でも止まらない場合は坂道の下りを走るときに想像してください。

ブレーキを全くかけないと転んでしまいます。それは地面を踏む動作が出来ない

からです。

このとまる動作を行うには時速が速くなれば膝の力では無理があります。

これを可能にするのが股関節の大きなパワー発揮です。

ですので走るには止まって次の動作にすぐに切り返す大きな力を発揮できる

エネルギー源がいるのです。それが股関節となります。

 


 

腕を振ることでバランスと股関節の回転速度をあげることに。

 

速く走るには、股関節と腕の振りのバランスが非常に重要です。

腕をしっかりと降るには、腕立てや懸垂の要素が大きく影響します。

腕を振る時には胸椎が必ず伸展した状態で行わないと、腕を振っているだけでは

前方に進む力になりません。

胸椎を伸展することで、肩甲骨が安定したポジションに持っていきやすく

腕を素早く振ることが可能です。

 

腕を振るには背中を丸めないで行う姿勢維持の筋力が必要です。

これは腕立てや懸垂動作がほとんどできない選手には難しいことに

なります。しっかりと胸椎を伸展して腕を振りやすい状態身体づくりが

必要だと思われます。

 

 

足を速くするには股関節をどれだけしっかりと使えるか、

そして上半身の力で体を維持できるかが、鍵になります。

しかし、これは走るだけでは強化していくことは難しく、現実的には

様々な要素の運動能力をあげる必要があります。

 

それには走るだけでなく、

総合的にあげるには、腕立て、懸垂、逆立ち、などの上半身メニューや

股関節を使う運動を立て方向、横方向といろいろな角度から行う必要があります。

 

総合的な体の使い方、強化をすることがいづれ速く走る礎になります。

それは世界のトップアスリートが行うトレーニングをみても明らかです。

 

是非、運動能力の総合的な向上をお薦めします。

 


競技での足が速くなりたい、もっと速く走りたい、速く動けるように

なりたい親御様、選手の方気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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