少年野球での肩の痛み改善には、投球数の制限とフォームの確認を徹底しましょう。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


(今日のトピックス)

もう6月です。今年も半年が経過しようと

しています。

木曜日はほぼ毎週トレーニングの勉強会。

今日はトリプルエクステンションの練習。

競技ではどの競技でも必要な動作です。

トレーニングの理論はそれほど多くありません。

きちんと身体の本来の機能を活かす動きを

求める為には原理原則をしっかりと意識することが

重要だなと思います。

 


(今日の投稿課題)

 小学生の投球による肩、肘の痛み予防について

 

少年野球ではいまだに投手の投球制限が無いチームが多く存在

します。これは一概には言えませんが、投球数は小学生で

投手では70球が限界です。

これは軟式でも同じです。また連投するなら60球以内になります。

これが100球を超えるような投球を毎回行うと

どんなに優れた選手でも肘、肩に大きな負担がかかり投球

フォームは崩れます。

これが野球肘、野球肩に繋がります。

これを予防するには当然投球数を制限することも重要で

また、投球フォームをかなり確認することが

必要です。

 

これまで多くの野球選手特に投手をみてきて感じるのは

胸の関節(胸椎)が丸くなり、股関節が曲がり、膝が曲がっている

選手は肘、肩への負担も大きくなっています。

曲がることばかりで伸びることが出来ません。

これが手で強くなげる原因になります。

ですのでしっかり身体全身で投げているかのチェックが必要です。

 


 

 全身で投げる習慣を

 

小学生でも投球の際には

下半身、上半身を全身を使ってながなければ

なりません。いわゆる躍動感っていう表現です。

この躍動感のある投げ方で無いと、投球時に肘、肩を傷める

原因に繋がります。

全身をバネのように考えましょう。

身体を構成している筋肉はバネのような感じです。

このバネをしっかりと効率よく使うにはしっかりと

伸ばして縮めるという動作です。

 

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写真①をみてください。

投球の時に左の股関節、膝、足首、までが

出来るだけ伸びようとしています。

この状態から振り下されることでボールに全身の力が伝わります。

このように、身体の筋を伸ばす練習を心掛けて投球をすることは

最初は疲れるかもしれませんが、この投げ方で慣れるとボールに

体重がのります。

そして肘、肩への負担が少なくなります。

小学生では下半身をここまで伸ばすには柔軟性と

しっかりと地面を踏ん張る強さが必要です。

キャッチボールからそのことを意識して行うことが

重要です。

キャッチボールは単なるアップではありません。

キャッチボールの時から全身を使って投球練習をしましょう。

この練習がその後の投球時に大きく影響します。

全身をバネのようになげる事をお薦めします。

 


 

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この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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