サッカーでの股関節の痛み、鼠径部痛症候群を改善、予防には動きの体幹の連動動作が必要です。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

今週から6月に入りますね。

梅雨入りももうすぐですね。

今年も暑くなりそうですね。

6月からは新型キャビテーションが

導入されます。EMSが搭載の機器です。

よろしくお願いいたします。

6月中旬から開始させて頂きます。

驚きのダイエット効果、引き締め効果が

実感できると思います。

 


 

今日の投稿テーマは

サッカー選手における鼠径部痛症候群の改善、予防についてです。

 

鼠径部痛症候群とは、鼠径部周辺の筋と体幹部分の連動性が無く

鼠径部周辺の筋や関節のみを使ったプレーや練習で起こる症状です。

歩行、キック、走るといった鼠径部周辺にストレスがかかると

痛みになります。

本来キック動作や走る動作は体幹部分の連動で行われています。

しかし、昨今は幼少期の運動がいきなり競技といったケースが

少なくありません。

本来は身体を動かすハイハイや雲梯での上半身を体幹の連動、

木登りやジャングルジムでの物をもって股関節や肩関節を

使った運動を行うことで身体全体を使って動かすことを

習得していきます。

その後競技に転換することで、身体の使い方がマスター出来れば

体幹から股関節、体幹から肩関節といった連動の動きが

出来ることに繋がります。

 

しかし、身体の使い方がわからない選手がサッカーをすると

足だけでボールを蹴る、膝下だけで走る、腕をふらない。

などの一部分の関節や筋に依存した動作になりがちです。

これが鼠径部周辺の股関節の関節の柔軟性の欠如や関節の連動を

妨げることになります。

これを行うことが出来れば鼠径部痛は軽減することが可能となります。

 


 

ボールを蹴るには胸椎の回旋を入れることが必須です

 

ボールを蹴る際に何も説明しない状態でボールを蹴って頂くと

小学生~高校生の7割が足でボールを蹴る動作を行います。

しかし、本来ボールを蹴るにはボールを蹴るメカニズムがあります。

 

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この①の写真をみてください。ボールは右足で蹴られます。

しかし、左手をみてください。左方向に大きく傾き、左胸も

左に回旋しています。

 

これがキック動作のメカニズムです。キックしない方向の足で

地面を支えて蹴る反対側の胸を大き反対方向に回旋する力を使い、

ボールに力を伝えていきます。

これが体幹と下半身の連動動作です。

この動作を行わないでキックすることは

ある部分への負担増になります。

それが股関節、腰にかかると痛みに繋がります。

 


 

身体は様々な動きをおこなう際に

多くの関節や筋を使っての連動でおこなっています。

しかし、幼少期にはその動きが普通に出来ていても

大きく成長することで身体の使い方が単調になりがちです。

しっかりと連動した動作を出来るように心がけることを

お薦めします。

 

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0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。