腰のヘルニア聞いた事ありますか?今は運動などで症状はほとんど無くなります。

大相撲は豪栄道が全勝で優勝。

大阪出身の力士。綱取りに頑張ってほしいものです。

今日は“腰のヘルニア”のお話し。

聞いた事あると思いますが、ヘルニアとは飛びでるみたいな意味。

症状は人により少し違いますが

・足のしびれ

・腰の痛み

・運動機能の低下

だから、段差や階段でよくつまづき転びます。

昔は、ヘルニアと言えば手術を選択しましたが、今は違います。

よほど排尿障害などを併発しない限り手術はしません。

また、ヘルニアは自覚症状が無い場合もあり、

MRIでの検査によってヘルニアになっていることが見つかる人は少なくないです。

腰のヘルニアになる人の特徴?

ヘルニアは飛び出した繊維軟骨が神経の一部を圧迫します。

その圧迫によって痛みを伴いますが、

先程も述べましたように症状が出ない人も実際にいるのです。

これは、筋肉の硬さや脊柱の関節の動きが関係していると考えられます。

硬く柔軟性のない筋肉ではその部分の関節の動きも制限され、

神経を圧迫される可能性が高まるのです。

自分も沢山のヘルニアの方を診てきましたが、

姿勢におおきな問題が見て取れます。

そして、脊柱が異常に硬い。ということ。

更に腰を支えるお尻の筋肉が退化しているということです。

また、呼吸筋が弱いということ。

呼吸筋は姿勢を維持するのにとても大きな役割をします。

腰のヘルニアを緩和するには?

上記に述べたようなカラダの特徴や癖を改善し腰のヘルニアを改善しましょう。

腰部の緊張を鍼灸治療などで緩和し、お尻の筋力アップ、呼吸筋の正常な動きの強化、

脊柱の関節の動きをスムーズにしてあげる治療やトレーニングが効果的であり、

ヘルニアの症状はかなり改善されます。

 

そういう僕自身もヘルニアで苦しんだひとりです。

でも、自分のカラダにメスをいれて治す事には抵抗がありました。

それは再発率が80パーセント以上といわれている事です。

結局手術をしても自分で姿勢や筋肉を強化しないと同じ末路になるのだと…。

だから運動や、脊柱の柔軟性をとり戻すことで、腹部やお尻の筋肉を強化しました。

今ではほとんど症状がでる事はありません。

以前は50mを歩くのも辛い時期がありましたが

それが嘘のようです。

人間のカラダは、自分が思っている以上に痛みや痺れを

回復する能力をもっています

それを、いかに活性化させてあげるか。

腰痛ヘルニアにもうまく付き合いって行きましょう。

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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