肩こりを改善する姿勢矯正トレーニング、壁を使いましょう

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

今日の投稿は肩コリを改善する姿勢矯正トレーニングです。

1.肩こりという病名はありません。

2.肩こりと姿勢の関係

3.肩をニュートラルにしておくには。

4.壁を使ったトレーニングがお薦め

 

1.肩こりとは、本来そのような病名はありません。

 

肩が痛い、疲労感がある、違和感があるそのような総称といえます。

疲労の場合、その疲労を行う姿勢をまず正しくする必要があります。

シップやマッサージ等では回復できないことが多くなります。

動作での痛みの場合、筋の線維自体が傷ついている

可能性があり、過度の運動や仕事内容も控える必要があり、リハビリを

行いながら筋線維を回復させるエクササイズを行い、今後は筋肉の

可動性と強化も必要になります。

 

肩こりといっても要因が様々であります。しかし、言えるのはまず

何故痛みや違和感があるのか。ほとんどのケースが姿勢と生活環境に

大きく影響します。

姿勢については、猫背の場合肩周辺の筋は常に伸ばされた状態になります。

その為、筋の収縮力が低下し血流が悪化します。これが大きな原因の一つ。

また、肩周りの関節の動きも低下すると関節の可動範囲が狭くなるため、

通常の運動を行っても血流を改善するほどの動きがありません。

また筋がぜい弱になることで姿勢を維持することが

年々不可能になる為、ますます血流が悪くなります。

 

2.肩こりと姿勢との関係

 

肩こりと姿勢が大きく関係します。

身体の脊柱や関節はある程度動くことによって

関節は滑らかになります。

しかし、動かない関節は筋肉も緊張が続き

錆びついたようになります。

これでは動かない関節が出現します。その関節周辺の

血流は極端に悪くなり、筋が疲労感や違和感を覚える物質を

出すことになります。これを慢性化すると

肩には硬結という筋線維が固まりみたいになり

更に関節の動きを阻害します。又筋は筋膜と言われる膜で

覆われているためにこの筋膜が固まると様々な動きが肩以外の腰や首にも

影響を及ぼします。

 

3.肩を普段かニュートラルにしておくには。

 

脊柱を意識することが重要です。

胸を張るというより脊柱が腰から一個づつ上に積みあがっていく

イメージです。

あまり胸を張ることを意識しるぎると、腰が反ることがあります。

曲がる時も同じです。頸椎から一つづつ曲がるイメージで頸椎、胸椎、腰椎が

曲がるイメージで曲げると身体はスムーズに曲がり肩の筋もリラックスします。

ですので普段から脊柱を動かすイメージが重要です。

これが肩の関節に負担をかけない状態になりニュートラル状態に

なります。


4.壁を使ったトレーニング。

 

肩こりを改善するには胸椎部分の回旋、伸展動作が必要です。

もともと、胸椎は曲がっている為それを伸ばす、

又肩関節は胸椎とも密接な関係の為、回旋能力があがることで

肩周りの筋も活動的になります。

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上記のように壁を使って背中の肩甲骨を動かします。

また壁を押すことで胸椎を伸展することが可能になります。壁を

押すことで壁反発力がある為、姿勢を矯正するには

非常に簡単で誰でも行えます。

この状態で身体の姿勢を維持出来たら壁から手を放して

立ってみてください。姿勢が矯正され肩回りが非常に楽になります。

肩関節は胸椎とも頸椎とも密接の為、

姿勢を矯正することで、筋の活動も改善されます。

肩コリは単にストレッチだけでなく、筋を強化し姿勢を維持できる力も

必要になります。

 


 

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asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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