ジュニア競技における、柔道でのパフォーマンス向上トレーニング股関節の伸展力を。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

今週で3月も終わりです。

卒業シーズンも終わり、来週からは

入学シーズンですね。

当クラブでも新人トレーナーが

入り活気を帯びています。

 


 

今日の投稿は

柔道でのパフォーマンス向上の為の

トレーニング方法です。

股関節伸展力を強化しよう。

 

当クラブでも柔道選手が

トレーニングを行い

今ではインターハイチャンピオンに

なっている選手もいます。

柔道は非常にパワーがいる競技です。

パワーとは、スピードをつけていかに

重たい重量を動かすか。

これがパワーです。

柔道のようなコンタクトスポーツでは必ず不可欠になる競技です。

この柔道では股関節を曲げた状態から伸ばす、

伸ばす所から曲げる動作が常に存在します。

特に、相手を引き付ける時には股関節の伸展力は不可欠です。

 


 

柔道は力だけでなく、身体をうまく使うことも必要

 

柔道での競技力を向上するには、

力発揮も必要ですが、

身体の使い方も重要になります。

特に、股関節です。

股関節の力をいかにうまく上半身に伝えることが出来るか。

これが重要になります。

股関節の使い方がうまくいかないと

上半身の力に偏った形になります。

それでは、下半身の力を

うまく上半身に伝えること出来ません。

 

下記の写真も上半身に頼った投げ方と言えます。

股関節からの爆発的な力を使っているのでは

なく上半身に依存しています。

これでは、大きな選手や自分よりパワーがある選手には

難しくなります。

自分より大きな選手やパワーがある選手には

運動効率をあげていかに

自分の力をうまく伝えないと

投げることは難しくなります。

これを可能にするのが股関節をうまく使えるかが鍵になります。

 

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股関節の伸展する力を最大限にトレーニングすることを

お薦めします。

 

股関節の伸展する力を大きくすることは股関節をきちんと

曲げること意識します。このとき重要なのは

自分の骨盤にある座骨の向きです。

この座骨と言われる骨が自分の動きに対して鉛直方向に

向いているかどうか。

これが出来ていないと股関節で地面を捉える感覚がつきにくく

なります。

 

座骨の位置を意識して鉛直方向に地面を強くおす

これが股関節の伸展する力になります。

柔道では投げ技では一度自分が体重を貯めた状態から

一気にパワーを発揮していきます。

他の競技と違うのは直接的に相手の重さが自分に加わる

ということです。きちんと効率よく投げた時は

あまり相手の重さを感じにくいかもしれません。

しかし、力技だけではとても前腕や上腕に大きな

負荷が加わっているかもしれません。

柔よく剛を制すとは、そういうことではないでしょうか。

相手の力もうまく利用して自分の効率よい

動作を行うことが柔道での競技パフォーマンスアップに

繋がると思います。

 

決してパワーが不必要ではありません。

パワーをうまく使うには身体の使い方を

マスターすることが更に重要だと思います。

 


 

柔道での競技力向上でお悩みの親御さま、

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyup@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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