野球でお子様の肩の痛みは、投球フォームを修正すれば解消します。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

先週もトレ塾は

多くのお子様で活気がありました。

現在の小学生、中学生というクラス分けを

してトレーニングを行っていますが

春からレベルによるクラス分けをしたいと思います。

3クラスくらいに分けて行う予定ですが

とりあえず春からアスリートクラスと

ジュニアクラスに分けてレッスンを行う予定です。

詳細は3月末にブログ、HPでご連絡していきたいと

思います。

 


 

今日の投稿テーマは

野球での肩の痛みについて

 

ジュニア期の小学生~中学生の肩の痛みは

大きく二つに分類できます。

①オーバーワークでの痛み

②投球フォームが崩れている

が大きな原因です。

①オーバーワークは投球の数を多すぎることが

原因です。

小学生では投球数は50球。中学生は70球。

この投球数が1日の限界です。

この投球数より多くの投球数は肩への負担が大きく

投球フォームに関係なく痛みの原因になります。

また連投は基本避けた方がいいと思われます。

もし連投するなら次の日の投球数は

小学生で50球なげれば次の日は40球の

前日の80%が限界だと思います。

 

②投球フォームの崩れにつきましては

多くの野球選手が崩れているといっても

いいと思われます。投球フォームは本当は

非常に難しく、ただ投げるだけでも

本来は肩、股関節の使い方が

要求されます。

 

遊び程度の野球なら連投なども少なく

傷めることはほとんどありませんが、

チームに所属して投手であれば

投球フォームは子供さんのその後の

野球人生を大きく変える程、重要になってきます。

特に投手はマウンドからいかに速くなげるか

また変化球なども投げる為肩への負担は

大きくなります。これにはしっかりとした

投球フォームを習得することが要求されます。

 


 

投球フォームは1日にしてならず

 

投球フォームは基本、野球でもハンドボールでも

投げるスポーツに大きな変化はありません。

投げるには下半身からの力を上手く上半身に伝える

必要があります。いわゆるリトルリーグショルダーになる

選手は腕のみで投げる手投げ状態になっていることが多いのが現状です。

腕だけの投球では、まず大きな力を発揮することが

構造上難しく、身体全体を使う投球フォームが要求されます。

 

投球フォーム習得には時間をかけて行うことを

お薦めします。1日で習得できるような投げ方は

ありません。日にちをかけて少しづつ習得することで

いずれ肩の動かし方、股関節の動かし方を習得することが

その後のプレーに大きく影響します。

 


 

投球フォームの癖は高校生以降にも影響が

 

投球フォームの癖は高校生以降にも

大きな影響があります。

投球フォームは小学生や中学生の投球フォームの

癖が必ず残っていきます。

 

その時は大きな痛みにはならなくても、

高校生になるとほとんどが硬球での投球になります。

その時に硬球では軟式の球とは肩の傷める頻度は

各段とあがります。

投球フォームをジュニア期の小学生~中学生で

きちんと習得することで例え硬式になった時にも

肘、肩の障害に繋がることは少なくなります。

野球での肩は傷める原因がはっきりとしています。

投球数と投球フォームを改善することで

ほとんど投球による肩の痛みを予防できると

私は思います。

 


 

ジュニア期の野球での肩の痛みでお悩みの

親御様、気軽にお問い合わせください。

asuka-spoirts.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

asukaジュニアトレ塾NARA

トレーナー野島

ジュニア期の野球を考える、速くスローイングするには、反対側の腕が重要!

上記ブログも参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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