ジュニア期の剣道での踵の痛みは、踏み込む位置を足底の中心を意識しましょう。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今日は奈良市内では雪がつもり

道路が凍結していました。

寒さも今週がピークかもしれませんね。

 


 

今日の投稿は

剣道における踵の痛みについてです。

 

踵の痛みを訴えるお子様は少なくありません。

これは子供さんでだけでなく、大人の選手にも

見られることです。

大人でも剣道で踵を負傷するケースがあります。

この原因は剣道特有の踏み込むときの足の着く位置に

あります。

通常剣道の時に強く踏み込もうとして踵から着地する

ケースが多いのです。

また、股関節優位ではなく、膝から先に踏み込む

動作で膝の向きが内側にあります。このことから踵にまず

大きなストレスがかかり、膝の向きが内側にあるため

足裏が着地する時に踵がねじれる形になり負傷しています。

この着地する位置を変えることが必要になってきます。

 

 


 

踵ではなく足の中心で踏む習慣を

 

ついつい踵から着地する傾向を改善するには

まず足の裏の中心を意識する必要があります。

足の裏は本来一番踏むこむ際には適した場所といえます。

身体を支えるサプリング靭帯が存在母指の多くの腱もその付近に

集中しているため踏み込む動作を行う位置となります。

 

また足の裏の真ん中で踏むには3点支持の原則を重視することに

なります。3点とは母指球、小指球、踵です。バランスのとれた

位置で地面を捉えることが可能となります。

この踏み込む位置を意識することで踵への負担を大きく減少

致します。

 


 

踵への負担を減らし強い踏み込むを

 

踵で踏み込む動きは本来の剣道でのスピードを

減少することにもなります。

踵で踏みことは動きにブレーキをかけることになります。

速く強い踏み込みを行うにはブレーキをかける

ことは逆効果になります。速く強く踏み込むには

爆発的な瞬発力が必要になってきます。

 

この瞬発力には踵ではなく、足の裏の真ん中付近で

一番自分の踏みやすい場所があります。

それを探してみましょう!

その部分で踏み込むことが出来れば

鋭い踏み込みが可能になります。

 

是非、足の裏の感覚を意識して足の裏の真ん中付近

での踏み込みをお薦めします。

 


 

剣道での競技力向上や

速い踏み込みをご希望の親御様

気軽にお問い合わせください。

剣道での専門トレーニングを行っております。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

トレーナー野島

ジュニア期のスポーツ障害を予防する、剣道での腰の痛み。

上記のブログも参考にしてください。

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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