陸上での太ももの肉離れ、地面をかく動きではなく、押す動きを意識しましょう。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 

姿勢矯正、バランス整体、

競技力向上、リハビリ専門施設で活動しております。

 


 

来週から冬のオリンピックが始まります。

是非、世界のアスリートの最高のパフォーマンスを

見れるのがとてもうれしいですね。

 


 

今日の投稿テーマは

太ももの裏(ハムストリングス)の肉離れについてです。

陸上選手では起きやすい障害の一つです。

ハムストリングス(ハムスト)の肉離れの多くは

走るときの骨盤の位置と地面をかくような動作に原因があると

思います。

 

陸上だけではありませんが、サッカーやラグビーなどの

短距離をトップスピードで走る競技に多いのが

ハムストリングスの肉離れです。

この太ももの肉離れは、一度発症すると走るフォームや

身体をきちんと強化しないと、癖になり何回も発症するケースが

少なくありません。

このハムストの肉離れの大きな原因が

骨盤が傾いていて特に前傾といられる角度は強い場合と

もう一つは地面をかくような走り方です。

特に、骨盤の傾斜よりもこの走り方に問題が

多いように思えます。

 


 

地面をかくのではなく、押すイメージを

 

走る時に、どうしても足の回転数をあげることが

速く走る為には要求されます。

しかし、このピッチをあげることが膝から下で

行っている選手が多いのです。

股関節はあまり曲がらず、膝の大きな曲げる動作での

走り方が。これが地面を蹴ると誤解されている所が

あります。地面を蹴る=地面をかく というイメージが

選手に見られます。確かに地面を蹴るのですが、

どちらかというとかくとうより押すというイメージが

私のなかでは選手には感覚的に伝えます。

自分が進む方向と反対方向を押すことで進む力が働きます。

Step by step instructions: with your legs and shoulders apart, jump onto the step. (A), (B) Once you land properly on the step get back on the floor. (C)

上記の写真は前方へのジャンプの一連の動きです、

両足で行っていますが地面に対して下腿と足首は斜め下を押し

ているのがわかります。

 

走るときもこの股関節から地面を踏む感覚が重要なのです。

img_2111

肉離れを予防するには股関節から地面を斜め下方向に

踏む感覚が必要になります、上記の写真がその練習風景です。

斜め下方向を踏む、この感覚で走ることがピッチをあげることで

肉離れを予防し、走る為には必要です。

 


 

最後は地面をかくというより押して回す感覚です。

 

どうしてもかくという動きのイメージだと

股関節優位ではなく、膝優位になりやすいのが

現状です。しかし最終的はピッチをあげ

ストライドをあげることが陸上では要求されます。

 

このストライドをあげるには、足を前方にもっていく

力が必要です。その為には地面を押して地球を回すような

イメージで足を運ぶ感覚だと、私は思います。

それも股関節をしっかりと意識して。

これが最終的にストライドを向上する為に必要な

身体の動かし方だと思います。

感覚で覚えるのは非常に重要です。

しかし、どこをしっかりと使うかをイメージして

行わないと自分のイメージとは違う走り方になることが

少なくありません。

 

股関節優位で地面を押して最後は地球を回すイメージで

走ってみてください。太ももの突っ張る感覚が変化して

くると思います。肉離れを予防して

尚且つ競技パフォーマンスを向上していきましょう。

 


 

太ももの肉離れでお悩みの親御様、

選手の方、気軽にお問い合わせください。

 

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トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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