陸上の長距離に求められるトレーニング法。 ウェイト・体幹トレーニングの重要性!!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

12月に入り少し寒さも厳しくなってきました。

来週の日曜日は奈良マラソンですね。

奈良のイベントも終盤に。

福岡国際マラソンは日本人選手の大迫選手が3位に

本当におめでとうございます!

 


 

今日の投稿テーマは。

長距離選手のトレーニングについてです。

走るだけではなく、ウェイトトレーニングの重要性

 

以前は長距離選手は長い距離を走ることが

求められ、筋力トレーニングを積極的におこなうことは

以前は少なく思います。

しかし、現代の陸上では日本人がアフリカ勢に勝つことは

非常に難しくなり、長距離の最高記録はほとんどが

アフリカ勢が独占する勢いです。

 

これは、もともとの身体能力と足の踏み方の走法の違いにより

日本人がマラソンや1万メートルで争うことが難しくなっています。

これからは長距離選手にもフィジカルトレーニングや

体幹トレーニングが更に必要になってくると思います。

すでに関東の大学ではフィジカルトレーニングを積極的に行っている

チームも現れてきています。

 


 

臀部の筋力強化が必須です!!

現在の長距離ではどんどん高速化になっています。

しかし、高速化になるということは短距離に近づいていると

も考えられます。

 

高速で走るには地面を踏んで前に進む推進力が必要です。

しかし、これは走りこみだけでは解消できない部分でもあります。

走りこみは心肺機能を向上させることは出来ても、

筋力を強化することはある程度からは限界があります。

これを解消するのが、体幹やウェイトトレーニングです。

要はフィジカルトレーニングです。

 

現在の競技スポーツではフィジカルトレーニングは

必須といわれています。

最近の日本代表のスピードスケートの女子選手の強さは陸上トレーニングでの

結果だともいわれています。

 

陸上で地面を押す力を強めることでそれが、氷上でも活きてくる

のだと思います。

実際に選手もインタビューでそのように答えていました。

 

陸上の長距離も同じだと思います。

更なる筋力強化が必要だと、特に私が思うのは臀部の筋です。

アフリカ勢はもともと臀部の筋が発達しています。

それは短距離選手でも同じことが言えます。

しかし、どうしても日本人はこの臀部の筋があまり強くありません。

 

この臀部の筋は地面を踏む時に大きな力となります。

また臀部の筋、特に中殿筋と言われる臀部の外側筋が弱いのです、

しかし、この筋は片足で地面を支える際には重要な筋です。

外側に傾くのを抑えるのに必要な筋肉なのです。

 


 

市民ランナーから競技選手にも筋力トレーニングをお薦めします

 

現代では、一般の市民ランナーも非常に多く、

長距離を走られる方が多くなっています。

しかし、その反面フィジカル面でのケガも増えています。

それは、走ることの負荷の強さに筋力が耐えれなくなっています。

 

特にフルマラソンはカラダにかかる負担は非常に大きいです。

走ることは自分の体重の数倍を支えることになります。

ですので、まずはカラダの軸を強くする体幹を意識するトレーニング、

そして臀部、大腿部、肩などの走ることに必要な筋力トレーニングが

必要です。

 

この筋力を強化することで自分の身体をまず、守るという意味があります。

そして、走るスピードをあげるには地面を踏む強さがいります。

それがフィジカルトレーニングで効果が表れます。

是非、長距離を走る時には、フィジカルトレーニングと走ることを

セットでおこなうことをお薦めします。

それが自分の競技力を高め、怪我を予防することに繋がると

思われます。

 


 

長距離、マラソンのフィジカルトレーニング、体幹トレーニングに

興味のある方は気軽にお問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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