四十肩、五十肩は肩以外に問題があります。それを改善することが治る早道かも知れません。

奈良市のパーソナルトレーニングスタジオ、asukaジュニアトレ塾、asukaトレーニングクラブ、

あすか鍼灸整骨院の野島竜一です。

来週からお盆休みに入る会社も多くなり、

奈良の町も燈花会が近づき夏本番感がありますね。

今日のテーマは四十肩、五十肩を治す方法です。

肩以外に問題があるケースが少なくありません

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四十肩になると↑のように肩をあげる際にも非常に強い痛みが

伴います。

しかし、これって本当に肩に問題があるのでしょうか。

肩の治療やコレクティブトレーニングすることで解決できるかと

いうと疑問が残ります。

肩の関節は非常に不安定で関節の構造自体が強いものではありません。

肩を動かす際に肩の関節だけで動いている訳ではありません。

肩の周辺の胸椎や鎖骨、肋骨などの胸郭を言われる部分がすべて

動いて腕を挙上することになります。

ほとんどの四十肩はこの胸郭に大きな問題があります。

例えば、猫背、肩が常に緊張状態で呼吸が浅い、首が前方び突出している、

腰が反っている。このような状態は肩というより、それ以外の

部分に問題があります。これを単に肩だけで焦点をあてていると

いつまでたっても改善できない可能性があります。

まず、全体的な身体の動きをみましょう。

その上で肩に痛みが出現し動きが悪くなり腕が上がらない原因を

きちんと突き止める必要があります。

 

姿勢や呼吸を改善することが先決です

四十肩や五十肩を治癒するには、トレーニングでも治療でも

まず姿勢を改善することが先決です。それに伴い呼吸をきちんと

行うことが重要です。

姿勢が崩れている必ず筋バランスに影響がおきます。

また、呼吸は1日3万回行います。この呼吸もきちんと胸に溜まっている空気を

吐ききっているかどうかです。

呼吸が浅い人は呼吸筋をうまく使えずに呼吸補助筋と言われる頸部周辺の

筋で呼吸しています。これでは頸部や肩の緊張が更に強くなります。

 

自分の身体をコントロールするにはまず、姿勢や呼吸を意識することが

優先です。このことが出来ずにリハビリを行ってももとの動きや姿勢

が改善できないので痛みは繰り返すことになります。

四十肩はほっといてもなおるというのは基本あり得ません。

それは四十肩ではなかった痛みの場合かもしれません。

四十肩は肩、首、胸椎などの可動範囲が狭くなり肩周辺の筋が脆弱して

おこる傷害です。

肩に違和感や痛みが長期間続いているときは出来るだけ早く

改善することをお薦め致します。

肩専門のリハビリトレーナーが当クラブには在中しております。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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