スポーツの怪我で膝の前十字靭帯損傷って身体よりメンタルのフォローが重要だと。

膝の前十字靭帯の損傷は、靭帯損傷の中でも出来るだけ回避したい損傷です。

なぜなら再発率が20%以上。でも本当に辛いのは怪我では無くメンタル的な所。

そういう部分のサポートも僕らには必要だと考えます。

 

前十時靭帯って?損傷による多くのリスク…

簡単に前十字靭帯の説明を。

膝の前十字靭帯は膝の前方の安定性の為の靭帯です。

後方は後十字靭帯といいます。

しかし、この2つの靭帯の大きな違いは前十字靭帯は損傷すると基本手術適応しか治療方法が

無いということです。

更に前十字靭帯は半月板や内側にある靭帯も一緒に損傷する可能性が非常に高いということです。

この前十字靭帯損傷で選手生命を絶たれる選手も少なくありません。

サッカー・バスケットボール・バレーボール・ハンドボールなど、

カッテイング動作や方向転換を求められる競技に多いのが特徴です。

 

膝の前十字靭帯損傷の現状と経験から感じたこと

今まで多くの前十字靭帯損傷のアスリートを診てきました。

実際にトレーナーとして現場で断裂した瞬間も見てきました。

この障害は肉体的な部分より精神的な部分をもっとも襲う怪我だということが僕の率直な感想です。

それは、この怪我が完治することはほとんど無いというのが現状だからです。

確かに再建術で膝の靭帯を繋ぎとめておくことはできますが、それ=完治では

ありません。

ここからが本当の意味での戦いです。それも自分との長い。

前十字靭帯損傷の場合、早くても競技復帰に6ヶ月は要します。

それを無理に早めることは可能ですが、リスクも高い。

昔、早期復帰を目指し4カ月くらいで競技復帰した結果再断裂した選手を

診たことがあります。

だからといって、6ヶ月経過したから終了ではなく果てしなく長い自分との戦いは続きます。

それはリハビリトレーニングです。

特に今までの自分の動きを根本から変化させる必要があります。

それはスポーツ競技でカッテイング、方向転換の動作を必要とする競技では正しい股関節の運動が重要となってきま

すが、今まで自分が診てきて断裂するケースの選手は、股関節ではなく

膝でカッテイングや方向転換の動作をする習慣がついています。

ここを徹底的に修正する必要があります。

そしてその股関節を支える臀部やハムストの筋力を向上する必要があります。

これらは、いつまでではなくたぶん競技選手としてやり続けている限り

ずっと行う必要があります。

また、自分のプレーが出来ない期間も必ず復帰するぞ!という強い気持ちを持ち続けることが重要です。

何カ月も休むことは肉体的より精神的な強さが必要です。

 

膝の前十字靭帯損傷の克服に必要なフォロー

スポーツ選手にも前十字靭帯損傷を克服した選手もまた少なくありません。

それに必要なのは、徹底的に自分のカラダの動きの修正と筋力アップ・可動域向上

しかし、僕が感じるのは選手をサポートすることはメンタル的な部分をいかに

理解してあげるかだと思います。

『”選手の気持ちを理解して、いかに競技に復帰させてあげるか”そしてその時の精神的な部分の

サポートがどれだけ重要か!』ということがこの仕事をするにつれてわかったことです。

 

 

 

膝関節と足のつま先に注意してみてください。

image1-2

image2

膝とつま先が同じ方向に方向転換。image1-1膝とつま先が同じ方向です。ピボット運動。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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