中殿筋を鍛えることで、歩行や走ることの競技レベルの向上がありますよ!!

パーソナルトレーニングスタジオ、asukaジュニアアスリートクラブ、

asukaトレーニングクラブ、あすか鍼灸整骨院の野島竜一です。

奈良市では連日の30度越えですね。

しっかりと水分補給とクーラーのかけ過ぎには注意ですね。

まだまだ、朝晩の気温の温度差がありますので。

就寝時は長袖などの着用をお薦めします。

 

今日の投稿テーマは中殿筋のトレーニングについてです。

歩行時にもとても重要な筋肉、中殿筋!!

中殿筋という筋肉は日常生活でトレーニングすることが難しい筋の

一つです。

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↑このように上記の状態を支えるには中殿筋の機能が活性しないと

片足で体重を支えることが難しくなります。

中殿筋は歩行時や走る際に体を横から支えてくれている筋の一つです。

これらが単体で動いているわけではありませんが、この筋肉が著しく

低下するとトレンデレンブルグ症候群と言われる歩行状態や立位でも

片方の臀部が挙上する現象がおきます。

歩行時においてこの筋が活動的になることで左右のブレを抑えることが

できます。左右のブレを抑えることはそのほかの筋の負担を減少し、

長時間の歩行を可能にすることに繋がります。

 

走る際にも非常に重要で特に方向転換時には!!

競技レベルで考えたときに、この筋が強く活性していることで

方向転換時に骨盤の左右の横滑り現象を抑えることができます。

方向転換時にこの横滑り=スエー現象が起きると方向転換時に大きな力を

進行方向に伝えることが難しくなります。

欧米の選手がステップやカッティングに優れているのはこの中殿筋が

非常に発達しています。

日本人はもともと臀部の筋が欧米人に比べると活性していないため

方向転換時の大きな力を発揮すること苦手です。

ですので、競技にもよりますがサッカー、ラグビー、野球、バスケットボールなどの

方向転換を爆発的な力が要求される競技では中殿筋は非常に重要です。

またその他の競技でもこの筋を強化することは自分の競技パフォーマンス向上に

将来的につながると考えます。この筋のみを強化すれば言い訳ではありませんが

この筋は強化が難しいのでより意識したトレーニングが必要です。

 

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asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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